ヴィオラ協奏曲 BB128 [バルトーク 協奏曲]
第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
日本的な少し悲しげな旋律をヴィオラがソロで静かに段々と熱を帯びて弾いて始まる。オーケストラが入った後も、日本的な不安げな旋律は続く。第二主題部分は若干乾いた感じの上昇していくメロディが印象的な感じ。この日本的な感じと乾いた感じが入り混じりながら曲は進んでいく。途中しっかりとカデンツァ的なソロも用意されている。
第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
静かな美しいメロディをヴィオラがソロで奏でると、オーケストラがそれを優しく支える。段々と盛り上がって行きアタッカでそのまま第三楽章へとなだれ込む。
第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
民族色豊かな華やかな舞踏的な始まり。その後美しい穏やかなメロディが流れる。段々とスピードを増して行き最後は華やかに終わる。
五音音階を用いた音楽はどことなく似ているのかもしれないが、とても日本的な香りのする面白い曲。決してメロディが美しいわけではない。
2022-05-24 03:24
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