ピアノ五重奏曲 BB33 [バルトーク 室内楽曲]
第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
重々しい序奏のあと、華麗なラフマニノフを思わせる美しいメロディをピアノが奏でる。第二主題はヴァイオリンが憂いのあるメロディを奏でる。その後も絢爛豪華でメランコリックな音楽がひたすら展開される。
第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
舞曲風の跳ねた感じの独特のリズム感を持った雰囲気で始まる。中間部は美しく憂いのあるメロディが登場。再びはじめの元気な感じに戻る。フィナーレの前に静かな祈りのような場面があり、最後は元気に終る。
第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
重々しい鎮魂の音楽のような雰囲気で始まる。悲しみに満ちた憂いのある旋律を弦が奏で、それをピアノが低音で支える。その後幻想的な雰囲気になりドラマティックかつロマンティックな音楽が展開される。
第四楽章
★★★★★★★★☆☆
躍動感に満ちた始まり。その後ゆったりとした憂いのある雰囲気となる。この二つの主題が繰り返され、最後フーガ風の厳しい雰囲気となった後スピードをあげはじめの主題が繰り返され終る。
隠れた名曲。
2022-06-10 04:48
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