パリの炎 [バレエ]
ストーリー:★★★★★★★☆☆☆
バレエ :★★★★★★★★★★
音楽 :★★★★★★★☆☆☆
♪ボリス・アサフィエフ
音楽のアサフィエフはソ連の作曲家らしく、プロコフィエフなどとも交流があったらしい。1932年の作品ということもあり、かなり現代的な音楽なのかと思いきやとてもロマンティックで非常に聴きやすい音楽となっている。民衆の怒りに燃える音楽、楽しげな音楽、宮廷の高貴な音楽の対比が非常にわかりやすく耳馴染みもよく、すごく心に残るという感じではないのだが、かなりストーリーにあった音楽で非常に心地よい。
バレエが非常に素晴らしく、普通であれば主役級の人しか踊らないであろう技なども随所にあり、何十回もの回転、非常にダイナミックなジャンプなど、初めから最後までバレエの醍醐味を味わえる。出演者が多い割には群舞というよりは、個の踊りや、デュエットの踊りなどがかなりFeatureされている。
ストーリーもフランス革命に関するものでわかりやすく、少しあらすじを予習していけば充分楽しめる。舞台も明るく眠くもならない素晴らしい作品だ。
純粋にバレエの技を楽しみたいのであればこれ以上の作品はないのではないだろうか。総合的にかなり点数の高いバレエと思う。
2022-07-16 18:00
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