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天井うらのふしぎな友だち [文学 日本 児童書]


新装版 天井うらのふしぎな友だち (講談社青い鳥文庫)

新装版 天井うらのふしぎな友だち (講談社青い鳥文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/05/16
  • メディア: 新書



三部作の最終作『天井うらのふしぎな友だち』を読み終わった。

「小さい頃は見えていたものが、大人になると見えなくなる」というのをテーマにした作品。ジブリの「となりのトトロ」は恐らくこの作品をベースに作られたのだろう。はじめの引越しの場面なども恐らくかなり影響を受けていると思う。

小さい頃には色々な乗り物に乗って夢の中で遊ぶ。しかし大人になるにつれてそういった類の夢を見なくなる。人間が想像力で作り上げた夢の中のそういった乗り物や様々な生き物たちが主人公の話。

最後は結構ハラハラドキドキ、若干感動的なシーンもある作品。

p.199
「人間はなにかをわすれないと、大人になれないようにできているんだから。」

自分はなるべく純真なこころでこうしたものをいつまでも見える自分でいたいなあ、と思った。

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