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ビブリア古書堂の事件手帖 4 [文学 日本 Modern]


ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)

  • 作者: 三上 延
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2013/09/05
  • メディア: Kindle版



今回は、2011年3月11日の大震災後を扱った物語となっている。
今までの巻と違い、この1冊全てが江戸川乱歩をテーマとしている。

江戸川乱歩は、数年前、新潮社の夏の百冊で、『江戸川乱歩傑作選』を読んだだけで他の作品を読んだことがなかった。面白くはあるし、かなり興味がある作家ではあるのだが、そもそもあまり推理小説自体が好きではないし、怪奇小説などは全く興味がないし、SMっぽい描写も好きではないので手に取らずにいる。少年探偵団系も興味はなくはないが、何しろ冊数が多いので、一度読み始めるとほかの本が読めなくなりそうなので時間がもったいないので読んでいない。

だが、この本はとにかく面白かった。遂に栞子さんの母親智恵子も登場し、大輔と栞子の距離も大幅に縮まる。恋愛小説としても推理小説としても面白い作品だった。
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