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弦楽四重奏曲 第十四番 「死と乙女」 D.810 [シューベルト 室内楽曲]


シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と少女」&第13番「ロザムンデ」

シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と少女」&第13番「ロザムンデ」

  • アーティスト: カルミナ四重奏団
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2008/12/17
  • メディア: CD



第一楽章 Allegro
★★★★★★★★☆☆
緊張感をはらんだ、不穏な雰囲気で始まる。少し柔らかい第二主題が流れ、その後転調を繰り返しながら悲劇的な緊迫感を保ち曲は進む。メロディが綺麗という感じではないのだが、とにかく格好良い楽章。

第二楽章  Andante con moto
★★★★★★★★☆☆
「葬送行進曲」のような暗く重い「死と乙女」のピアノ伴奏部分を主題を用いた変奏曲。
物悲しく鳥がささやきあうような第一変奏
チェロによる息の長い旋律を奏でる美しい第二変奏
ドラマティックで力強い第三変奏
平和で牧歌的な第四変奏
勢いのある第五変奏
穏やかなコーダ
長さを感じない美しい楽章。

第三楽章 Scherzo: Allegro molto
★★★★★★★★☆☆
英雄的な先鋭的な雰囲気で始まる。中間部の柔らかい穏やかなところも美しい。最後は先鋭的に格好良く終わる。

第四楽章 Presto
★★★★★★★★☆☆
前楽章を引き続き、攻撃的な感じで始まる。途中、優雅なメロディが少し交じるが、基本は激しい雰囲気が支配している。最後はスピードを増して行き悲劇的に終わる。


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