SSブログ

八重奏曲 D.803 [シューベルト 室内楽曲]


シューベルト:8重奏曲 / Wiener Oktett, 6.41555 AN

シューベルト:8重奏曲 / Wiener Oktett, 6.41555 AN

  • アーティスト: ウィーン八重奏団
  • 出版社/メーカー: Decca
  • メディア: LP Record



第一楽章 Adagio – Allegro – Più allegro
★★★★★☆☆☆☆☆
Fの音で力強く始まり、優しい序奏が続いた後、力強い主題となる。高貴で、時に牧歌的な感じもあり、聴きやすくはあるが面白みはあまりない。

第二楽章 Adagio
★★★★★★★★☆☆
「アヴェ・マリア」の伴奏のようなアルペジオっぽい弦の伴奏で始まり、これまた「アヴェ・マリア」のような息の長い美しい旋律が管楽器によって優しく奏でられる。その後伸びやかな、草原をイメージさせる壮大な雰囲気となる。再び「アヴェ・マリア」に似た旋律が流れ、少し悲しげな雰囲気となる。再び牧歌的な雰囲気となり、最後、コントラバスの「ボン、ボン」という面白い音が聞こえ、楽しげに終わる。

第三楽章 Allegro vivace – Trio – Allegro vivace
★★★★★★☆☆☆☆
快活な楽章。途中のミドルテンポの優雅な部分も綺麗。

第四楽章 Andante – Variations
★★★★★★★☆☆☆
優雅な踊りたくなるような主題を持った変奏楽章。非常に優雅な楽章。最後は子守歌のような優しく穏やかな曲調となり静かに終わる。

第五楽章  Allegretto – Trio – Allegretto – Coda
★★★★★★☆☆☆☆
優雅極まりないメヌエット楽章。中間部は少しゆったりとしたひなびた感じになるが、全体的に優雅。最後は静かに終わる。

第六楽章 Andante molto – Allegro – Andante molto – Allegro molto
★★★★★☆☆☆☆☆
いきなり嵐の前触れのような激しい前奏が流れる。劇的な音楽が最後に展開されるのかと思いきや、凄まじく高貴で優雅な音楽が流れる。後半ロマ風音楽となり、最後は多少ドラマティックに終わる。

悪くはないが、少し高貴な感じ漂いすぎていて普通すぎる。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。