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シューベルト 歌曲集37 [シューベルト 歌曲]


The Complete Songs

The Complete Songs

  • アーティスト: Schubert, F.
  • 出版社/メーカー: Hyper
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: CD



♪レルシュタープの詩
01. D.957「白鳥の歌 愛の使い」
★★★★★★☆☆☆☆
さざ波のようなピアノ伴奏に乗って、美しく若々しいメロディが爽やかに歌われる。恋人が想いを小川に託す歌らしい。

02. D.957「白鳥の歌 兵士の予感」
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く重々しい始まり。途中から少し動きが出てきて明るさが交じる。恋人の揺れる気持ちを表すかのように曲調が次々に変化する。最後は暗く終わる。遠く離れた戦場にいる兵士が恋人を想う歌らしい。

03. D.957「白鳥の歌 春の憧れ」
★★★★★★☆☆☆☆
少しうわずった感じの、喜びに溢れた曲。ピアノ迫ったくるような感じも良いし、歌の緊張感ある感じも良い。最後は劇的に終わる。

04. D.957「白鳥の歌 セレナーデ」
★★★★★★★★☆☆
淡々とした和音の連続による伴奏に乗って、すこし悲しみの混じった美しい旋律が歌われる。途中長調になり明るく前向きになる部分、その後長調と短調が入り混じる不安感と期待感が交錯する間奏も綺麗。

05. D.957「白鳥の歌 住処」
★★★★★★☆☆☆☆
暗く劇的に始まる。時に明るくなる瞬間があるが、基本暗い。暗く厳しい自然こそが自分のいるべき場所だと歌った曲らしい。

06. D.957「白鳥の歌 はるかなる土地で」
★★★★★☆☆☆☆☆
救いようのないほど暗く始まる。止まってしまうのではないかと思うくらいゆったり進んでいく。中盤から希望が見えてくるが、最後は暗く終わる。故郷も家族も全て捨てて去っていく人を描いた曲らしい。

07. D.957「白鳥の歌 別れ」
★★★★★★★☆☆☆
何故か跳ねた感じの明るい音楽。新天地へ赴く馬車の様子を表しているらしい。軽快な同じリズムが繰り返されクセになる。

♪ハイネの詩
08. D.957「白鳥の歌 アトラス」
★★★★★☆☆☆☆☆
ピアノの激情的な前奏から始まり、歌も激的。

09. D.957「白鳥の歌 彼女の肖像」
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く重く始まり、ひたすら絶望的な感じが続く。恋人を失った恋人が嘆いている曲らしい。

10. D.957「白鳥の歌 漁師の娘」
★★★★★★☆☆☆☆
この曲集にあっては珍しく明るく愛らしい曲。水辺で戯れる男女を描いたものらしい。

11. D.957「白鳥の歌 街」
★★★★★☆☆☆☆☆
幻想的な感じで始まり、最後すこし力強くなり、暗く終わる。

12. D.957「白鳥の歌 海辺にて」
★★★★★★☆☆☆☆
ゆったりとしたメロディアスな始まり。途中情念的な部分が入ってくる。この2種類の雰囲気が交互に現れる曲。

13. D.957「白鳥の歌 影法師」
★★★★★★☆☆☆☆
重く沈鬱な曲。鎮魂歌のような雰囲気。途中少し感情が高ぶる場面があるが、最後は沈鬱に終わる。

♪ザイドルの詩
14. D.957「白鳥の歌 鳩の使い」
★★★★★★★☆☆☆
10分を超える大作。クラリネット?とピアノの前奏で静かにのどかに始まる。段々と熱をおび、少し暗い部分がやってくる。後半、天国へ導かれるように清らかな、アヴェ・マリアのような音楽になる。最後は軽やかに華やかに終わる。

15. D.965b「鳩の使い 別Version?」
★★★★★☆☆☆☆☆
軽やかな曲。

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