付随音楽「ハッサン」 [ディーリアス 声楽曲]
1.前奏曲
★★★★★★☆☆☆☆
東洋風の悲しげなメロディで始まる。段々と悲劇性を帯びてきて物語の始まりを告げる。
2.間奏曲(場面1と2の間の)
★★★★★★★☆☆☆
ハープの伴奏に乗って、ヴァイオリンが美しいメロディを奏で、そこに管楽器が絡んでくる。
3.月明かり
★★★★★★☆☆☆☆
加工する音階が月からの明かりを表しているかのよう。短い曲。
4.セレナーデ
★★★★★★★☆☆☆
ハープの伴奏で、美しく哀愁漂うメロディをヴァイオリンが奏でる。ハープとのやり取りが楽しく綺麗。
5.ハッサン
★★★★★★☆☆☆☆
非常に短い曲。
6.コーラス
★★★★★★☆☆☆☆
幻想的な雰囲気のヴォカリーズ。
7.セレナーデ(テノール・ソロ)
★★★★★★★☆☆☆
ハープの伴奏による、セレナーデのソロ。伸びやかな感じのヴォカリーズ。
8.2幕への前奏曲
★★★★★★☆☆☆☆
エキゾチックでリズミカルな曲。
9.ファンファーレ
★★★★★★☆☆☆☆
前曲に似た元気な始まり。歌詞がある力強い曲。
10. 女性のコーラス
★★★★★★★☆☆☆
エキゾチックで今にも魔法が出てきそうな伴奏で始まり、女性たちの美しいコーラスが絡んでくる。非常にエキゾチックでハープも良い味を出している。
11. ディベルティメント
★★★★★★★☆☆☆
異国情緒たっぷりの優雅で美しい曲。
12. ジェネラル・ダンス
★★★★★★★☆☆☆
こちらも異国情緒たっぷりの舞踏曲。前半はゆったり、人の声が入ったあとの後半はスピード感が有りたのしげ。
13. 物乞いたちのコーラスと躍る女の子たち
★★★★★★★☆☆☆
子守歌のような民謡のような美しい合唱曲。
14. フェリシティの道
★★★★★★★☆☆☆
フルートによる哀愁漂う美しい短い曲。
15. 音楽に導かれたイシャクの詩
★★★★★★★☆☆☆
信じられないような美しく優雅な曲。
16.3幕への前奏曲
★★★★★★★☆☆☆
幻想的な雰囲気のヴォカリーズで始まる、とても美しい曲。
17.カーテン
★★★★★★★☆☆☆
力強いホルンの音で始まるが、基本全曲を踏襲した曲。
18.間奏曲
★★★★★★★☆☆☆
ヴァイオリンが儚げで美しいメロディを奏でる。その後も管楽器と弦楽器が重層的にメロディを奏でていく。
19.サラセン族の戦争の歌
★★★★★★☆☆☆☆
力強く東洋的なメロディの勇ましい曲。パーカッションもなりまくる。後半は勇ましい歌詞が入った歌も歌われる。
20. ファンファーレ カリフの登場
★★★★★★☆☆☆☆
ファンファーレが鳴り響く、ティンパニーも凄まじい激しい曲。
21. 前奏曲
★★★★★★☆☆☆☆
不穏な雰囲気で始まる。その後悲劇的なメロディが弦楽器によって奏でられる。段々と穏やかな雰囲気となるが、再び重く不穏な雰囲気となる。
22. 間奏曲
★★★★★★★☆☆☆
重く歩くような幻想的な伴奏の上を、異国情緒たっぷりのメロディが奏でられる。
23. 前奏曲 ー カリフの宮殿の庭 ー 夜明け ー ミュエジンの歌
★★★★★★★☆☆☆
雷の轟のような凄まじい音楽で始まる。雷の余韻を残しながら穏やかなリラックスした雰囲気となる。
ハープの伴奏で、ヴォカリーズによる夜明けのテーマが流れる。テノール(ミュエジン?)が異国情緒たっぷりのメロディを異国の言葉で歌う。
24. 死の行進
★★★★★★★☆☆☆
ティンパニーが鳴り響き、重く悲しげな、でもどこか力強い行進曲が流れる。
25. 前奏曲
★★★★★★★☆☆☆
美しく高貴なメロディがヴァイオリンによって奏でられる。伴奏は幻想的。
26. フィナーレ サマルカンドへの道
★★★★★★★☆☆☆
前曲から続けて演奏される。開放感に満ちた幸福なメロディをテノールが歌う。
時計の針がチクタクなるような音の上を、東洋的なメロディが流れる。
息の長い幻想的な旋律をかなり長い時間ヴァイオリンが奏でる。
その後男性の合唱が「We take the golden road to Samarkand」と歌い、最後は女性も加わって幸福感に満ちた雰囲気となり、最後は消え入るように終わる。
ディーリアスにしては、わかりやすいメロディの詰まった心躍る音楽。非常に聴きやすい。
2023-01-27 04:49
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