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戦争レクイエム Op.66 [ブリテン 合唱曲]

1. Requiem aeternam
★★★★★☆☆☆☆☆
重く暗く始まる。鐘の音が静かに鳴り続ける。
途中女声合唱が天使の声のように入ってくる。
その後、再び重く暗い主題が戻ってくる。混声合唱と音が混じり合い不吉な雰囲気を醸し出す。

2. What Passing Bells For These Who Die as Cattle
★★★★☆☆☆☆☆☆
バリトン?ソロ。少し諧謔的な半音階的な語りのようなメロディ。少し牧歌的な雰囲気もある。
鐘の音が遠くで鳴り響くと、合唱が入ってきて暗く重く祈りを捧げる。

3. Dies Irae
★★★★★☆☆☆☆☆
明るく楽観的なラッパの音が流れる。
跳ねた感じの緊張感のある恐ろしい予言のような感じとなる。楽観的なラッパの音、勇ましく前向きなラッパの音が入り混じる面白い雰囲気となる。
合唱も滑稽なメロディで歌う。
太鼓の音が鳴り響き、不吉な雰囲気を管楽器、合唱が醸し出す。最後は静かに終わる。

4. Bugles Sang, Saddening The Evening Air
★★★★☆☆☆☆☆☆
バリトンが暗く重くゆったりと歌う。相変わらず能天気なラッパが遠くから聞こえる。

5. Liber scriptus proferetur
★★★★★☆☆☆☆☆
ソプラノが力強く歌い始める。暗く悲しげなメロディ。太鼓の音ともに合唱が不吉な雰囲気を醸し出す。最後は叫ぶようなソプラノの歌となり、合唱もそれに応えるように不吉なメロディを歌う。

6. Out there,we've walked quite friendly up to Death
★★★★★☆☆☆☆☆
テノールとバリトンが、酒に酔っているかのように能天気な歌を声を合わせて歌う。伴奏も能天気。

7. Recordare,Jesu pie,
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く物悲しいメロディを女声合唱が長々と歌う。その後少しスピード感のあるメロディを男声合唱が緊張感をもって歌う。

8. Be slowly lifted up
★★★★★☆☆☆☆☆
太鼓の激しい音のあと、バリトンが激しく戦いの雄叫びをあげる。ドラムや管楽器も鳴り響く。

9. Dies Irae
★★★★★☆☆☆☆☆
激しい合唱。

10. Lacrimosa dies illa
★★★★★★☆☆☆☆
囁きかけるような若干跳ねた感じの合唱の上で、ソプラノが息の長い美しく物悲しいメロディを歌う。
俗に言う「涙の日」という曲?

11. Move him into the sun
★★★★★☆☆☆☆☆
若干不安げなメロディをテノールが歌う。伴奏も不安げ。途中ソプラノと合唱が入ってきたり、幻想的な伴奏が入ったり、不思議な曲。最後は静かにアーメン合唱で終わる。

12. Domine Jesu Christe,Rex gloriae,
★★★★★★☆☆☆☆
オルガンの音ともに、天使の合唱のような雰囲気の児童コーラスとなる。
突然世俗的な感じの明るい合唱となる。若干対位法的。結構盛り上がる。

13. So Abram rose
★★★★★☆☆☆☆☆
テノールとバリトンの二重唱。アブラハムとイサクの話らしい。
初めは軽快で伸びやかな雰囲気の対話が続くが、段々と悲劇性を増していく。

14. Sanctus
★★★★★★★☆☆☆
美しいベルが鳴り響き、ソプラノが「サンクトゥス」を高音で繰り返す。
めまいがしそうな、迷宮に迷い込んだような映画音楽のような感じになったあと、華やかなファンファーレがなる。
その後、ソプラノと合唱が静かに対話を行う。最後は華やかに戻り終わる。
結構良い曲。

15. After the blast of lighning from the East
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗く重いバリトンソロ。つまらない。

16. One ever hangs where shelled roads part
★★★★☆☆☆☆☆☆
静かなテノールのソロ。歌の穏やかな優しいメロディに比して、伴奏は不気味。途中何度か「アニュス・デイ」(神の子羊)という合唱がおどろおどろしく入ってくる。

17. Libera me,Domine,de morte aeterna
★★★☆☆☆☆☆☆☆
重く不吉なチェロ(コントラバス?)の音に導かれ、遠くの方から合唱が静かに歌い始める。
段々とスピードも上がり、ドラムの音もなり、行進曲風になる。とにかく暗く不気味なメロディ。
後半ソプラノの声に導かれ凄まじい盛り上がりを見せる。

18. It seems that out of battle I escaped
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
半音階の静かな不気味なテノールソロではじまる。伴奏もほとんどない。バリトンソロも入ってくるが基本暗い。途中ハープの音がなり、荒涼とした感じになる。10分近いが非常に退屈。

19. Let us sleep now
★★★★★★☆☆☆☆
最後は、テノール、バリトン、合唱が対位法的に、歌い感動的におわる。

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