チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 [ドヴォルザーク 協奏曲]
1.Allegro
★★★★★★★★★☆
若干物悲しいが勇壮なメロディー若干優雅なメロディー決然としたブリッジというドヴォルザークにしては長いオーケストラだけの演奏を経て、チェロがオケと同じ主題を朗々と奏でる。優しく語りかけるような美しい旋律の第二主題も素晴らしい。第一主題のメロディを活かした長く壮大な展開部を経て、華やかな宮廷的なメロディが登場する。カデンツァの後、明るく第一主題が奏でられ華やかに堂々と終わる。
2.Adagio ma non troppo
★★★★★★★☆☆☆
牧歌的な短い前奏の後、独奏チェロが安らぎに満ちたメロディを奏でる。
その後、オケとチェロの優しい対話となる。
続いて、悲しげなメロディが登場するが、オーケストラがそれを慰めるように高音で優しいメロディを奏でる。
途中かなり感情的に高まった感じになるが、最後は穏やかに静かに終わる。
3.Allegro moderato
★★★★★★★☆☆☆
迫ってくるような短い前奏の後、哀愁漂う民族色豊かなメロディが独奏チェロによって奏でられる。その後も悲しげながら生き生きとした雰囲気で曲は進む。
途中華やかで高貴なメロディが登場する。段々と明るく華やかな感じになっていく。
後半、静かに穏やかになっていくが、最後は壮大に華やかに終わる。
2023-05-11 04:01
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