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アーモンド入りチョコレートのワルツ [文学 日本 森絵都]


アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)

アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)

  • 作者: 森 絵都
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/05/22
  • メディア: 文庫



ピアノ曲を題材にした短編集。初めは8曲分作るつもりだったようだが、最終的には3曲の短編集。

1.シューマン トロイメライ
2.バッハ   ゴルドベルグ変奏曲
3.サティ   童話音楽のメニュー

1は、従兄弟の子供たちだけで、夏の別荘で2週間を過ごすというもの。
一番年上でこの別荘の持ち主の息子である章くんに対して皆が反感を持つが・・・。
最後に章くんのいろいろなことがわかりめでたしめでたし。児童文学として結構ワクワク感もあり面白い。

2は、不眠症に悩む主人公が、同じ悩みを持つ(と思われていた)女の子と心の交流を持つが、実は・・・。という話。若干ミステリアスだが、最後は明るく終わるので悪くはない。

3は、ピアノ教室の独特の世界観を持つ女の先生と、彼女が呼んだこれまた独特の世界観を持つフランス人とふたりの女の子の生徒の交流を描いた作品。

どれも悪くはないが、やはり短編というのは自分にはあまり合わないきがする。
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