6つの小品 Op. 79 [シベリウス 室内楽曲]
The Sibelius Edition: Chamber Music, Vol. 2
- 出版社/メーカー: Bis
- 発売日: 2007/08/27
- メディア: CD
1. 思い出
★★★★★★☆☆☆☆
重く暗いピアノ伴奏で始まる。ヴァイオリンは明るい方向へ引っ張っていこうとしている感じ。段々と流れが出てきて、ピアノがハープのような音型を奏ではじめるとヴァイオリンも息の長い旋律を弾き明るくなっていく。後半段々と盛り上がって行きヴァイオリンも縦横無尽に弾きまくる。若干長くて飽きる。
2. テンポ・ディ・メヌエット
★★★★★★☆☆☆☆
結構仰々しいドラマティックな始まり。バッハをイメージさせる厳しさがある。全くメヌエット的な感じはない。中間部の静かになる部分も含め、常に緊張感を持った曲。
3. 性格的舞曲
★★★☆☆☆☆☆☆☆
いきなりピアノの不協和音で始まる。ヴァイオリンも不穏な感じ。舞曲になると少しわかりやすいメロディになる。現代音楽っぽい感じでシベリウスらしさがない。
4. セレナード
★★★★★★☆☆☆☆
一転して美しいピアノ前奏で始まる。ヴァイオリンがメロディを奏で始めると、ピアノは少し跳ねた感じの淡々とした伴奏に変わる。独特の世界観を持った面白い作品ではある。
5. 舞踏的牧歌
★★★★★★★☆☆☆
幻想的な印象派風のピアノ前奏から始まり、ヴァイオリンも幻想的なメロディを奏でる。中間部でスピードが上がり力強くなるが、再び幻想的で浮遊感のある雰囲気に戻る。最後は力強く終わる。結構クセになる感じの曲。
6. 子守歌
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした穏やかな曲。普通。
2023-08-04 06:11
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