カレリア J.S.115 [シベリウス 劇音楽]
The Sibelius Edition: Theatre Music
- 出版社/メーカー: Bis
- 発売日: 2008/07/28
- メディア: CD
ウィーブリ地区教育援助のための採点と抽選会のための情景音楽 らしい
序曲
★★★★★★★☆☆☆
シベリウスらしい伸びやかな美しい音楽。
3分を過ぎたあたりから、op.11カレリア組曲で使用される、元気で伸びやかな行進曲が流れる。最後、少し物悲しく壮大な雰囲気となり終わる。
タブロー1
★★★★★★☆☆☆☆
平和な穏やかな音楽が流れる。自然の神々を称える民謡風の音楽となる。ずっと聴いていると結構クセになる曲。
タブロー2
★★★★★★☆☆☆☆
朝焼けをイメージさせる伸びやかで爽やかな始まり。若干悲劇的な雰囲気を挟みながら、弦が盛り上げていく。最後はゆったりと荘厳に終わる。
タブロー3
○アレグロ
★★★★★★☆☆☆☆
まさにつなぎの曲という感じの勇ましい英雄的な曲。
○間奏曲
★★★★★★★★☆☆
後に「カレリア組曲」でも使われる格好良い行進曲風の曲。
タブロー4
★★★★★★★☆☆☆
後に「カレリア組曲」のバラードとして使われる物悲しい美しいメロディで始まる。
色々なものに向けて、「お前は私を待っている」と歌う民謡風の歌曲が後半流れる。。
タブロー5
○モデラート、マ・ノン・レント
★★★★★★☆☆☆☆
ティンパニーの物々しい音で始まり、嵐の前触れのような音楽が流れる。ファンファーレ風の音楽が流れ、不穏な空気と明るい空気が入り混じる。最後は物悲しく終わる。
○間奏曲 古い動機による行進曲
★★★★★★★★☆☆
カレリア組曲でもそのまま使用されている曲。組曲バージョンよりも迫力がある気がする。
タブロー6
★★★★★★☆☆☆☆
力強く躍動感のある始まり。期待感に満ちている。段々と暗さをおび、そのまま暗く終わる。
タブロー7
○アンダンテ・マ・ノン・トロッポ・レント
★★★★★★☆☆☆☆
物悲しげな静かな旋律で始まる。段々と不安感が増していく。段々と盛り上がって行きアタッカで最終曲へ。
○ヴィヴァーチェ・モルト
★★★★★★☆☆☆☆
堂々した最後にふさわしい曲。
「カレリア組曲」を聴きなれているせいか、馴染みのメロディも多くかなり楽しめた。普通に良い曲だと思う。
2023-09-01 03:57
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0