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David Copperfield Volume1 [文学 イギリス Dickens]


David Copperfield (Wordsworth Classics)

David Copperfield (Wordsworth Classics)

  • 作者: Dickens, Charles
  • 出版社/メーカー: Wordsworth Editions Ltd
  • 発売日: 1997/08/01
  • メディア: ペーパーバック



あまりにも長い作品なので、とりあえず二分割。
主人公David Copperfieldの一人称がたりの作品。そのため彼の見えている世界からしか物語が語られないため、いろいろなものが手紙や周りの人からの会話などあとからわかってくることが多い。

彼の父は彼が生まれて半年後にはなくなっていた。若くて美しい母は、乳母のベゴティとともに、彼を愛情深く育ててくれる。美しく優しいが人が良く人を疑わない母は、乳母ペゴティが反対したにもかかわらず、マードストンなる男と再婚。結婚後彼の妹もやって来て、母を「愚かだ」として家政の全ての実権をマードストン兄妹が握ってしまう。反発を覚えるDavidはマードストンに噛み付いてしまい、全寮制の学校へ送られる。

その学校でSteerforthという年上の面倒見の良い友達を得て、それなりに楽しく過ごす。あるとき母が幼子とともに死んでしまったことを告げられ、家に戻るDavid。さらに彼は学校を辞めさせられ、Londonにある仕事場に出される。その仕事場はあまりにひどかったが、下宿先のMicawber夫妻とは仲良くやっていた。しかしこの夫妻も借金で首が回らなくなり警察に連行されてしまう。

いろいろあってその仕事場から逃げ、父の姉であるドーヴァー海峡に住むおばを頼る。結局おばは助けてくれ、学校にも通わせてくれる。学校には、弁護士の下から通う。弁護士とその娘Agnisにはかなり世話になる。無事学校を卒業したDavidは、本格的に仕事をする前に、周遊の旅に出て、その後仕事につき、後の伴侶となる美しい女性Rosaと出会い、メロメロとなる。

ここまでが大体全体の半分。様々な場所で、昔の知り合いと偶然出会うことが多いのだが、同じ町ならともかく、広いLondonやその他の地でこんなに偶然に色んな人と再開できるのか?とおもわせることが多い作品。まあ、ストーリーは面白いが、ちょっと出来すぎの感はある。

後半、さらに様々な出来事が起こるらしい。

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