SSブログ

サーカス [映画 チャップリン]


サーカス (2枚組) [DVD]

サーカス (2枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: DVD



さっきブログをアップしたばかりだが、今チャップリンの「サーカス」を観終わったのでさっそくまたまたアップ。

スリに間違えられたチャップリンが警察に追われ、そのままサーカステントに逃げ込み、舞台上で大暴れ。それが観客にうけ、チャップリンはサーカス団で雇われる。
そこで、働く女性に惹かれていくチャップリン。どんどん親しくなる二人。
しかし、2枚目の綱渡り芸人が登場すると、その女性はその男に心惹かれていく。
ドタバタが色々とあったあと、チャップリンはサーカスを追われる。
そのチャップリンのあとを追うように女性もサーカス団を逃げてくる。
「私を連れて行って」という女性にチャップリンは応えない。
サーカス団に戻って綱渡り芸人を連れてきて、その女性と結婚させ、綱渡り芸人と女性はサーカス団に戻りそのまま旅を続けていく。
しかしチャップリンは一人その場に残る。

これは自己犠牲の愛を描いた作品だ。名作「街の灯」「ライムライト」も自己犠牲の愛を描いた作品だと言えるだろう。
しかしチャップリンの巧みな構成と演技によって、本当に清々しい気持ちで見終わることができる。
この「サーカス」かつて観たときはそこまで面白いとは思わなかったが、改めて見ると「街の灯」に匹敵するほど素晴らしい作品だと思う。
偶然走りこんだところがライオンの檻だった時、舞台上でのドタバタ、綱渡りの時によってくる猿たちとの格闘シーンなど、動きで見せる部分も素晴らしい。

チャップリン映画を見て、いつも思うことだが、自分はチャップリン映画の主人公のような自分を犠牲にして相手の幸せを望むことはできない。
まだまだ器の小さい人間ということなのだろうか。

しかし自分にできないことをやってくれるからこそ、映画の主人公を応援したくなるのかもしれない。
そんなことを考えながら過ごしたあっという間の70分だった。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0