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Smile [Jazz Jacky Terrasson]


Smile

Smile

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
  • 発売日: 2002/12/31
  • メディア: CD



Jacky Terrassonの「Smile」である。Jackyはこのアルバムで、本来のPiano Trioの形に戻っている。悪くはないが・・・。

1曲目 Parisian Throughfare
Bud Powellの曲らしい。まあ、特徴のこれといってない曲だが、オシャレ感と超絶技巧感をうまくMixさせた曲に仕上がっている。途中、Cumba's Danceで聴かれたリズムが登場する。ほかのアルバムでもちょくちょく出てくるリズムで、Jackyはこのリズムが体に染み付いているんだと思う。このリズムの時、彼のピアノは実に生き生きとしている。
2曲目 Mo Better Blues
短いが、非常に美しい曲。
3曲目 Smile
言わずと知れた、チャップリンの「モダン・タイムズ」で使用された名曲である。Jackyにしては珍しくかなり原曲のメロディーを生かした演奏になっている。ピアノの音色がこれ以上ないというくらい優しく美しい。ドラムとベースの控えめな演奏も素晴らしい。
4曲目 Sous Le Ciel De Paris
シャンソンの定番曲らしい。くら~い感じの曲だが、こうしたゆったりとした曲を美しい音で弾かせたら彼の右に出るものはいない(とまでは言えないだろうが)。趣のある曲。
5曲目 Isn't she lovely?
Stevie Wonderの曲。はじめは無機質な感じでメロディーを奏で、段々と熱を帯びてくる。ドラムのカチカチした音も上手い。段々と人間味を帯びてくる感じがすごく良い。
6曲目 The Dolphin
ミドル・テンポの曲。無難に仕上げた感じだ。ベースがいい味を出している。
7曲目 Nardis
Miles Davisの曲。前曲と似たようなアプローチ。
8曲目 Autumn Leaves
以前、カサンドラ・ウイルソンとの共演アルバムでもこの曲を取り上げていたが、やはりつまらない。
9曲目 My Funny Valentine
Blue NoteからのFirst Albumでも取り上げていた曲。Firstの触れたら壊れそうな緊張感を持ったアプローチの方が個人的は好きだ。8曲目同様、若干つまらない。
10曲目 59
ここまできて、初めてJackyのオリジナル。こういう、ゆっくりとした曲。タッチが柔らかく、美しい。
11曲目、12曲目
フランスの曲。省略。若干つまらない。
13曲目 L'air De Rien
Jackyのオリジナル。ゆ~~~~~くりとした曲。お休み~~~。

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