SSブログ

No Man's Land [文学 イギリス Harold Pinter]


Complete Works : Four : Old Times, No Man's Land, Betrayal, Monologue, Family Voices (Complete Works)

Complete Works : Four : Old Times, No Man's Land, Betrayal, Monologue, Family Voices (Complete Works)

  • 作者: Harold Pinter
  • 出版社/メーカー: Grove Pr
  • 発売日: 1990/11/01
  • メディア: ペーパーバック



No Man's Landを読み終わった。
登場人物は
Hirst:主人公?60代
Spooner:Hirstの友人?
Foster:Hirstの息子
Briggs:Fosterの友人
の4人。
一幕は夜の場面。初めにHirstとSpoonerが部屋に登場し、二人で酒を飲み始める。その飲み方が半端ない。ひたすら飲み続ける。そして二人で会話を交わすのだが、この会話が正直さっぱりわからない。そのうち何故かHirstが倒れ、部屋から出ていく。ひとり部屋に残されるSpooner。そこへ息子のFosterが入ってきて、Spoonerと会話をする。見知らぬ人であるにも関わらず、大した驚きもなく平然と言葉が交わされる。すぐに、Briggsが登場し、3人で話をすすめる。この3人の会話から、Spoonerは芸術家(詩人)であることがわかる。色々と話をしているとHirstがふたたび部屋に入ってきてまた酒を飲み始める。結局またもや倒れる。Fosterは「明日Financial adviserが来る」ことをHirstに伝え、Hirstが連れ出され幕となる。
二幕は次の日の朝。何故かSpoonerの部屋は外から鍵をかけられ中から開けられない。そこへBriggsが入ってくる。結局Financial Adviserは来なくなったらしい。そしてSpoonerは朝からシャンパンを飲み始める。FosterとHirstも起きてきて、HirstとBirggsも飲み始める。四人の会話から、Hirstも文筆業に従事しており、それなりの人物だったことが分かる。BriggsによるとFosterも詩人になりたい様子だ。そしてSpoonerとHirstはOxford大学出身なのかもしれない、と思わせる会話も出てくる。
Spoonerが最後の方でHirstに「詩人の会」(?)のようなものに参加するよう促す長い話をする。が、それを聞いたHirstは「話題を変えよう」と提案する。話題は「冬」にかわり、「今後一切この話題を変えてはならない」というわけのわからない結論で幕となる。

正直よくわからない。知的階級の、アルコール中毒、セックス中毒などを扱った話なのか。知的階級の実態を描いた作品なのか。やはりもう少し一つ一つの会話がわかれば理解度も変わってくるのだろうが、自分の英語力の低さでは、かなりわからない話だった。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0