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第9挿話 [文学 アイルランド Ulysses]


Ulysses (Wordsworth Classics)

Ulysses (Wordsworth Classics)

  • 出版社/メーカー: Wordsworth Editions
  • 発売日: 2013/11/01
  • メディア: Kindle版



第二部
第9挿話
私が英文から読み取った、起こっているであろう出来事
〇Stephen Dedalus, the quaker librarian, John Eglinton, Mr. Best, といった面々が図書館(?)で文学について熱く語っている。話の中心は、Hamlet論。Stephenの意見は結構面白いと評価される。
〇Buck Mulliganが途中登場。場違いな雰囲気を醸し出す。
〇一通り論を交わしたあと、MulliganとStephenは二人で図書館を後にする。

正直、所々出てくる、ゲーテやワイルド、ジョージ・バーナード・ショウやアリストテレスとプラトンなど、名前は分かっても彼らについてどのように語られれているのかほとんどわからなかった。単語が難しすぎる。

Stephenが段々と熱を帯びてくる感じだけはわかった。初めは丁重だったのが、熱くなっていく、その変化を示す二つの面白い表現を書いておきたい。

p.166
- The schoolmen were schoolboys first, Stephen said superpolitely(最高級に丁寧に).
p.170
-Bosh(バカ言え)! Stephen said rudely(無礼な感じで).
多分、あまり知らない人の中で、しかも専門家のような人々に混じって緊張していたのが、議論を重ね、意見をどんどん言ううちに緊張が解けてきて、Bosh!とおもわずrudelyに言ってしまったのだろう。議論が熱くなってくるとそうなるよなあ、と結構納得。この辺の細かい描写も面白い。


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