Gone with the Wind Part Three [文学 アメリカ]
第三部を読み終わった。
南北戦争はますます激しさを増し、スカーレットとメラニーの住んでいたアトランタにも北軍がやってくることに。それを聞いたスカーレットはレッド・バトラーに頼んで、馬車を手配してもらい故郷タラに戻ることに。アトランタを出る直前メラニーはアシュリーとの子どもを出産する。タラに着くも、そこはもう既に北軍にやられていた。最愛の母親も彼女がつく前日になくなっている。
本当にこの第三部は読んでいて辛い。回りに男を常に侍らせていたスカーレットも遂に自分が先頭に立って、家のことを切り盛りしなければならなくなり、殺人までも犯しながら必死に生き抜いていく。本当に戦争というのは色々なものを壊していくのだなあということを改めて実感させられた。
しかし、母親がなくなる寸前、最期に発した言葉が昔の死んだフィアンセの名前だったとは・・・。
この第三部の最後で、遂にアシュリーも戦争から帰還する。
アシュリーとスカーレットの関係も含め、平和が訪れたこれからがどうなっていくのかとっても楽しみである。
そういえば、相変わらず、スカーレットやメラニーの子どもも存在感は薄い。あれだけ小さい子がいれば、生活のほとんどは奪われてしまう気もするのだが何故ここまで子どもがいないかのように生活できるのか、不思議である・・・。
2018-10-15 07:12
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