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魔女のステキな冬じたく [文学 日本 児童書 魔法の庭シリーズ]


魔法の庭ものがたり12 魔女のステキな冬じたく (ポプラ物語館)

魔法の庭ものがたり12 魔女のステキな冬じたく (ポプラ物語館)

  • 作者: あんびるやすこ
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2012/10/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



『魔女のステキな冬じたく』を読み終わった。
このシリーズ、結構人気の作品らしく、図書館で手に入れるのも結構大変。予約してから数日経って読みことができた。

秋から冬にかけて「やることリスト」を作って冬に備えて行く、という作品。私は寒さに弱く、あまり冬が好きではない。しかしこの作品は、そんな外的な寒さを消し飛ばす、内的な暖かさが恋しくなるような作品。読後すごく心が暖かくなった。本当に、とっても「ステキな」冬じたくの作品だった。

印象に残った言葉。

p.143
「だれかの役に立つこと、だれかによろこばれることが、じつはいつも自分自身をはげまし、心をあたためてくれていることにきがついたのです。」

p.148
どうしてトパーズはチェックマークをつけなかったのでしょう。
「感謝」の左よこの四角にペンをおいたとき、ジャレットはその理由が、はじめてわかったようなきがしました。
 そしてチェックマークはつけないまま、ペンをもどしたのです。
「やっぱりつけずにおくわ。だってこの項目には、やりおえたということがないんですもの、子ねこたち」

自分も日頃から、「感謝」ということを忘れずに生活したい。
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