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魅せられたる魂(三) [文学 フランス]


魅せられたる魂〈3〉 (岩波文庫)

魅せられたる魂〈3〉 (岩波文庫)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1989/11/16
  • メディア: 文庫



三巻を読み終わった。
負傷兵ジェルマンを救った、アンネットは、そのジェルマンに、彼の親友で捕虜となっているフランツとの連絡係を頼まれ、最終的には捕虜フランツの脱走を手伝う。そんなこんなをしているうちに、第一次世界大戦も終わる。
大戦が終わった後、アンネットの息子マルクは大学を卒業し、仕事を探すがなかなかありつけない、といった感じの内容。

正直、ジェルマンとフランツが何故非常に仲がよく、命の危険を犯してまでお互い会いたいのかもよくわからないし、それを助けようとするアンネットもよくわからない。反戦を訴えているようで非常に中途半端だし、マルクが友人たちと色々語り合って、今でいう「自分探し」をしているところの描写も退屈極まりない。後半、かなり飛ばし読みになってしまった。これがあと二巻続くかと思うとぞっとしてしまうが、読み始めたので頑張って完読したい。
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