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3つの二重奏曲 Wo0.27 [ベートーヴェン 室内楽曲]

評価
★★★★★★☆☆☆☆

もともとは、クラリネットとファゴットのために作られた曲らしい。だが、多くの楽器の組み合わせで演奏されるらしい。

このCDにはクラリネットとファゴットというオリジナルの楽器で演奏されており、どちらも非常に柔らかい音を出しており、メロディも美しく。非常に良い感じである。ちゃんとすべて3楽章構成になっており、整った曲となっている。

第一番はハ長調ということで、一楽章は非常にわかりやすく明るい曲調である。二楽章もしっとりとした哀愁に満ちた音楽となっている。三楽章も最終楽章にふさわしい堂々とした曲となっている。

第二番はヘ長調、一番に比べて全体的に若干おとなしめで鄙びた印象を受ける。

第三番は、変ロ長調。こちらも全体的にしっとりとした感じになっている。三楽章は30秒ほどでスピードを持った曲。かなりあっさり終わる。

全体として悪くない。ロマン派的な感じを受ける曲だ。ちゃんと発表すればそれなりに受け入れられた曲なのではないだろうか。

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