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弦楽三重奏曲第十番 変ホ長調 [ベートーヴェン 室内楽曲 弦楽四重奏]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

第一楽章のヴァイオリンのピッチカートの音が「ハープ」の音に似ていることから、通称「ハープ」と言われている曲。

第一楽章 ゆったりとした優雅な長い序奏で始まる。その後第一主題が流れ、ピチカートを使用した動機が現れる。が、正直ヴァイオリンのピッチカートの音であり、ハープという感じはしない。確かに、言われればそう聞こえなくはないが、ハープではない気がする。自分のハープのイメージが流麗な感じなので違和感があるのかもしれない。この楽章メロディを楽しむというよりは、様々な音の遊びを楽しむといった感じの楽章になっている。

第二楽章 穏やかな美しい楽章。ただやはりちょっと長い。

第三楽章 とてもスピード感のある、最終楽章のような感じになっている。何かに追い立てられている感じが終始つきまとっている。

第四楽章 こちらが三楽章でも良いのでは?という感じの高貴な感じの曲。変奏曲になっているらしい。第一楽章同様、あまりメロディを楽しむという感じではないので、変奏曲っぽく聞こえない(のは私だけか…)。

悪くはないが、一楽章のピッチカート以外、そこまで目立った印象のある曲ではない。
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