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弦楽四重奏曲第十三番 変ロ長調 [ベートーヴェン 室内楽曲 弦楽四重奏]

評価
★★★★★★☆☆☆☆

第一楽章 非常に長いゆったりとした序奏で始まる。晩年の作品らしく、第一主題もフーガの趣を呈している。非常に厳しい感じのテーマとなっている。それに対する優雅な第二主題。展開部の美しい旋律など、聴きどころは多い。
第二楽章 短い、せかせかした感じの曲。
第三楽章 ゆったりとした楽章。牧歌的なホルンの音色が合いそうなメロディが流れる。自然描写のような美しい楽章。
第四楽章 高貴なメロディが流れる。心休まる楽章となっている。
第五楽章 カヴァティーナ(素朴な佳曲)と名付けられたアダージョ楽章。天上のような澄み切った音楽が展開される。
第六楽章 一度作られたフーガ楽章があまりにも不評だったために作り直されたといわれる楽章。これは作り直してよかったといえる。東欧風の舞曲のようなメロディに乗って熱い音楽が展開される。

おまけ  不評だったフーガ(op.133)。不評だったのも分かる。やはり凡人には理解しがたい世界が繰り広げられる。
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