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弦楽四重奏曲第十四番 嬰ハ短調 [ベートーヴェン 室内楽曲 弦楽四重奏]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

第一楽章 ゆったりとした捉えどころのない序奏のような楽章。フーガらしいが、よくわからない。
第二楽章 魅力的なかわいらしいロンド楽章。一楽章と打って変わって楽し気な様子が伝わってくる。
第三楽章 一分足らずの厳しい感じの楽章。バッハの無伴奏ヴァイオリン曲を連想させるような曲。
第四楽章 長大なゆったりとした変奏曲。メロディがとらえどころがなく、変奏曲の割にあまり楽しめない。
第五楽章 スケルツォらしいスケルツォ楽章。途中ピチカートが入ったり楽し気。
第六楽章 二分強の第三楽章のような厳しい感じの楽章。
第七楽章 第一楽章のような堂々とした印象的な始まり。第二主題は流れるような、非常に美しいメロディ。展開部でスピートを上げ、緊張感が増す。最後は、あっさりした感じで終わる。何かあまり終わった感じがしない。

面白い目立った楽章もあるのだが、全体として散漫な印象。悪くはないが、もう一歩な曲。
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