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弦楽四重奏曲第十五番 イ短調 [ベートーヴェン 室内楽曲 弦楽四重奏]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

第一楽章 非常に暗い陰鬱な序奏から始まる。ヴァイオリンによる哀愁ある、悲劇的なメロディが奏でられる。そのまま曲は若干の光が差しながらメロディが重なるように続いていく。やはりちょっと退屈。
第二楽章 若干悲しみを含んだスケルツォ楽章。こちらも少し退屈。
第三楽章 長大な緩徐楽章。「リディア旋法による、病より癒えたる者の神への聖なる感謝の歌」と題されている。確かに美しく聴いていて心癒されるが、素晴らしいか、と言われるとやはり退屈。9分目くらいにハッとさせられる非常に美しいメロディが登場する。
第四楽章 二分強の短い間奏曲。活き活きとして悪くはない。
第五楽章 最終楽章とは思えないような暗い雰囲気で始まる。それなりに美しいメロディが流れる。最後は明るく長調で終わる。

全体として悪くはないのだが、やはりもう一歩。
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