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ピアノ・ソナタ第二十三番 へ短調 熱情 [ベートーヴェン ピアノ・ソナタ]

評価
★★★★★★★★★★

こちらも名曲。とにかく中期は名曲が多い。

第一楽章 非常にゆったりとした荘厳な出だしで始まる。この重々しさは終始この楽章を支配しているが、とにかく重さの中に美しさがある。どうしたら限られた音階の中でここまで美しいメロディが作れるのかと思う。

第二楽章 安らぎに満ちた穏やかな変奏曲。主題のメロディがそこまでわかりやすいものではないので、あまり変奏曲らしくない。

第三楽章 スピード感のある出だしで始まる。右手のメロディが流れた後の、左の超低音が魅力的に響く。左手と右手が順々にメロディを奏でる掛け合いのような部分が美しい。とにかく最初から最後まで魅力あふれるメロディが流れ続ける。

やはり表題が付いている曲は素晴らしいものが多い。
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