SSブログ

ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 [メンデルスゾーン 室内楽曲]

評価
★★★★★★★☆☆☆

第一楽章 バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第二番のシャコンヌを彷彿とさせる、非常に悲劇的なメロディをヴァイオリンがソロで奏でて始まる。ピアノが入ってきた後、若干曲調が明るくなる。その後、対位法的なやり取りがヴァイオリンとピアノによって交わさせる。メロディも美しいし、音楽的にも楽しい。
第二楽章 穏やかなアダージョ楽章。ヴァイオリンから入り、その後ピアノが同じようなメロディを奏で、音が重なり、美しい音楽を織りなしていく。

第三楽章 ベートーヴェンのピアノ・ソナタを彷彿とさせる悲劇的な美しいメロディをピアノが奏で、それをヴァイオリンが引き継ぐ。

第一楽章はバッハを、第二楽章はベートーヴェンを思わせる非常に美しい均整の取れた美しい曲に仕上がっている。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。