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トリオ・ソナタ 第一、二番 BWV525, 526 [バッハ オルガン曲 トリオ・ソナタ、その他]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



トリオ・ソナタとは、室内合奏曲(二つの独奏旋律楽器と通奏低音のための曲)をオルガン一台で演奏できるように作曲したものらしい。そのためか普通のオルガン曲に比べ聴きやすい気がする。


第一番 変ホ長調
第一楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
和音をそのままバラしたような素朴な始まり。これが主題となって曲は展開される。全体的なのどかな雰囲気が支配している。

第二楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
短調の物悲しいメロディで始まる。対位法により、そのメロディが色々と変化したり重なりあったりしながら曲は展開されていく。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
最後は華やかな、まさに終楽章という感じ。最後は高貴な感じで幕を閉じる。


第二番 ハ短調
第一楽章
★★★★☆☆☆☆☆☆
短調らしい、厳しい緊張感のある曲。あまりメロディが立っていない気がする。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
モーツァルトがこの楽章を編曲して使ったらしい。確かにとても美しく心惹かれる音楽。息の長い旋律で途中涙が出そうになるほどの美しい物悲しい旋律が奏でられる。

第三楽章
★★★★☆☆☆☆☆☆
再び暗い音楽にもどる。しかし第一楽章同様メロディが印象的ではない。第二楽章が非常に美しいだけに、残念な第一・三楽章だ。
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