降誕節 BWV599~602 [バッハ オルガン曲 オルゲルビュヒライン]
Bach: The Organ Works Helmut Walcha
- 出版社/メーカー: Archiv Produktion
- 発売日: 2000/04/03
- メディア: CD
バッハが毎週行われる、キリスト教の礼拝のために書いた曲らしい。全部で160数曲書くことを目指したらしいが実際は50曲くらいらしい。
降誕節というのは、イエス・キリストが天から降りてきて誕生するのを待つ週間。大体11月の終わりからクリスマスの前までを言う。教会やキリスト教家庭では、毎週一本ずつロウソクを立てていき、最後に真ん中部分にロウソクを立て最後は5本立ててクリスマスをお祝いする。
#599 「いざ来ませ、異邦人の救い主」
★★★★★★☆☆☆☆
まさに、礼拝の前奏という感じの曲。静かでどこか敬虔な雰囲気を漂わせた、マリアの出産を前に心配する気持ちを表したかのような感じの曲調でもある。
#600 「神よ、汝の慈悲によりて」
★★★★★☆☆☆☆☆
一転、純粋に明るい曲。子供たちが楽しくクリスマスを待っているかのような感じの曲。
#601 「主キリスト、神のひとり子」
★★★★★★☆☆☆☆
「ド~、レ~、シ~、ド~」という敬虔な美しい主題が、伴奏が微妙に変化しながら展開される。人々の様々な神に対する気持ちを表しているかのような曲。
#602 「万能神に、賛美あれ」
★★★★★☆☆☆☆☆
バスが下降する動きは、天からキリストが降誕してくることを表しているらしい。かなり穏やかな敬虔な雰囲気をまとった曲。非常に短い。
2021-08-19 04:06
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