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クリスマス BWV603~612 [バッハ オルガン曲 オルゲルビュヒライン]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



クリスマス期間は25日から12日間続く。そのためもあるのか、全10曲からなる。

#603 「嬰児ベツレヘムに生まれり」
★★★★★☆☆☆☆☆
こちらも、礼拝の前奏という感じの曲。キリスト誕生を心の中で祝うかのような静かで敬虔な曲。

#604 「イエス・キリストよ、讃美を受けたまえ」
★★★★★☆☆☆☆☆
荘厳な、美しい曲。

#605 「この日こそ喜びあふれ」
★★★★★★☆☆☆☆
「タッタラターラ、タッタッター」という弾むような楽しげなリズムをひたすら右手が奏で、左手が重々しい敬虔なメロディを奏でる。天が楽しげに、と地経験な様子で同時に喜んでいるような曲。

#606 「高き御空よりわれは来たれり」
★★★★☆☆☆☆☆☆
短い単調な曲。若干つまらないか。

#607 「御空より天使の群来たり」
★★★★☆☆☆☆☆☆
少し暗い怖い感じの曲。あまり喜ばしい感じはない。

#608 「甘き喜びのうちに」
★★★★★☆☆☆☆☆
終始動き続ける右手の美しいメロディが心に残る。

#609 「キリストのともがらよ、こぞりて神を讃えまつれ」
★★★★☆☆☆☆☆☆
メロディがわかりづらい単調な曲。

#610 「イエスよ、わが喜びよ」
★★★★★☆☆☆☆☆
「喜び」という言葉があまり似つかわしくない、短調のドラマティックな曲。苦難に喘ぐ人々が心の中で救いを求め祈っている感じの曲か。

#611 「われらキリストを讚えまつらん」
★★★★★☆☆☆☆☆
どこか哀愁漂う、それでいて喜びを秘めた不思議な曲。

#612 「われらキリストのともがら」
★★★★★☆☆☆☆☆
暗い感じの曲。これも苦難に喘ぐ人々がお互い密かに喜びあっているかのような感じか。


クリスマスというと華やかな感じがするが、全体的に暗い重い感じの曲が多い気がする。
クリスマスとは言え、気持ちを落ち着かせて礼拝に望んで欲しいというバッハの気持ちなのだろうか。


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