ラ・バヤデール [バレエ]
DVDで楽しむバレエの世界 「ラ・バヤデール」(ミラノ・スカラ座バレエ)
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2012/09/19
- メディア: DVD
ストーリー:★★★★★★☆☆☆☆
バレエ :★★★★★★★☆☆☆
音楽 :★★★★★★☆☆☆☆
♪レオン・ミンクス
インドが舞台のバレエ。
兵士ソロルと舞姫ニキヤの恋に、王様の娘ガムザッディが絡む三角関係の物語。
「白鳥の湖」と「ラ・シルフィード」を足して2で割ったような感じ。
音楽は異国情緒に溢れていていい感じだし、場面場面、時々の登場人物の心理状態にとてもあった美しい音楽に彩られているが、「すごく良い」ということで耳に残るメロディはあまりない。
三幕のソロルが、死んでしまったニキヤを夢に見て一緒に踊る場面があるのだが、これが「白鳥の湖」第二幕のような感じで幻想的かつ美しくバレエとしてもとても素晴らしいのだが、舞台が暗く恐らく生で観たら眠くなるのだろうなあと思ってしまった。
二人の女主人公ニキヤとガムザッディの踊りはとにかく超絶技巧の嵐で観ていて楽しめる。男性陣も見せ場が多く、群舞もたくさんあり、踊りとしてのバレエを楽しむにはとても良い作品と言える。
上演時間は二時間強と若干長いがそれなりに楽しめる作品なのではないだろうか。
2021-10-03 13:47
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