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ミサ曲 BWV232 第一部 ミサ [バッハ 声楽曲]


バッハ:ミサ曲

バッハ:ミサ曲

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/12/05
  • メディア: CD



第一曲 キリエ・エレイソン
★★★★★★☆☆☆☆
合唱曲。劇的な短い合唱による導入部の後、オケだけがメロディを奏でその後壮大なフーガ合唱となる。

第二曲 クリステ・エレイソン
★★★★★☆☆☆☆☆
二重唱。弦による優雅な前奏の後、二人のソプラノが声をハモらせ美しいメロディを歌う。

第三曲 キリエ・エレイソン
★★★★★☆☆☆☆☆
合唱曲。前曲とはうってかわって、非常に暗い宗教色の強い、カタコンベ(地下墓所)で祈りを捧げているかのような内的な曲。

第四曲 グローリア
★★★★★☆☆☆☆☆
合唱曲。こちらも前曲とはうってかわって、華やかな明るい曲。神をめいいっぱい讃えている様子がわかる。

第五曲 エト・イン・テラ・パクス
★★★★★☆☆☆☆☆
合唱曲。雰囲気がめまぐるしく変わる曲。こちらは哀愁漂う、流れるような曲。地上の平和を願う曲らしい。途中、ソプラノ・ソロになり、スタッカート気味に、合唱が歌う部分が美しい。

第六曲 ラウダムス・テ
★★★★★☆☆☆☆☆
アリア。ヴァイオリンの優雅な前奏の後、オケが音を重ね、その後伸びやかな旋律をソプラノが歌う。高貴さに満ちた曲。

第七曲 グラツィアス・アジムス・ティビ
★★★★★★★☆☆☆
合唱曲。対位法を用いた非常に宗教的で美しい曲。スタッカート気味なメロディが重ねっていく部分は感動的。地の底から湧き出てくるような音楽に心揺さぶられる。後半泣きのメロディも入ってくる。

第八曲 ドミネ・デウス
★★★★★☆☆☆☆☆
二重唱。フルートの優雅だがどこか牧歌的な前奏の後、ソプラノ、テノールによる息の長い二重唱となる。チョロの伴奏とフルートのオブリガードが優美さを演出している。

第九曲 クイ・トリス
★★★★★★☆☆☆☆
合唱曲。幽玄なもやっとした感じの雰囲気で始まる。張り詰めた冷たい空気感の中、何かが静かに漂っている感じの音楽。

第十曲 クイ・セデス
★★★★★☆☆☆☆☆
アリア。オーボエの哀愁漂う美しい前奏の後、アルト独唱となる。アルトとオーボエの対話のような面白くも綺麗な音楽。

第十一曲 クォニアム
★★★★☆☆☆☆☆☆
アリア。ホルンによる優雅さ極まりない前奏が流れ、バスが歌いだす。バスとホルンという力強い組み合わせのためかあまり感動的ではなく、世俗的な感じが強い。

第十二曲 クム・サンクト・スピリトゥ
★★★★★☆☆☆☆☆
合唱曲。この部の終曲にふさわしい壮麗な合唱曲。管楽器も大活躍で輝かしさを演出している。合唱も跳ねたリズムで神を讚美している様子がとても伝わる。最後は感動的な盛り上がりを見せて終わる。

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