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交響曲第八番 変ホ長調 [マーラー 交響曲]


マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」

マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」

  • アーティスト: クラウス・テンシュテット
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2018/05/09
  • メディア: CD



第一部 来たれ、創造主なる精霊よ
1.
★★★★★★★☆☆☆
オルガンの音に導かれ感動的な短い合唱となる。この主題は第一部を貫く主題となる。
2.
★★★★★★★☆☆☆
ソプラノ・ソロが美しいメロディを歌い、それを他のソロ歌手、合唱が対位法的に追いかける。とても宗教的で美しい。
3.
★★★★★★☆☆☆☆
器楽が活躍する場面。少し暗い合唱で始まる。その雰囲気をソロ・ヴァイオリンの若干不気味な音が煽る。静かな合唱のあとだんだん盛り上がり突然音楽が止まる。そのあと鐘の音が鳴り響き、弦のピッチカートの音など混沌とした雰囲気となり、ソロ歌手たちが対位法的に語るような音楽となり、ヴァイオリンが美しいメロディを奏でる。
4.
★★★★★★★☆☆☆
はじめの主題に似た感動的で、前向きな音楽となる。
5.
★★★★★★★☆☆☆
打楽器の音をきっかけに、はじめの主題に戻り壮大な音楽となる。
6.
★★★★★★☆☆☆☆
器楽のみで前奏を奏でた後、児童合唱が少し歌ったあと、ソプラノが非常にドラマティックに歌いだし、最後は全員でグローリア合唱となり、ティンパニーも活躍し、最初のメロディが回帰され圧倒的な雰囲気で終わる。

第二部 ゲーテの『ファウスト』より
1.
★★★★★★★☆☆☆
非常に穏やかな夜の森をイメージさせる美しい曲。途中少し盛り上がるが基本的には静かに曲は進む。
2.
★★★★★☆☆☆☆☆
一分強のバリトン独唱。メロディも悪くはない。
3.
★★★★★☆☆☆☆☆
バリトンがそのまま若干不気味なメロディを歌うも段々と美しい雰囲気になる。
4.
★★★★★★☆☆☆☆
子供たちによる可愛らしい合唱。クリスマス・キャロルのような愛らしい曲。
5.
★★★★★★☆☆☆☆
不気味な感じの、合唱とヴァイオリン・ソロの後、段々と光が差したような感じの明るい感じにあっていく。ソプラノ・ソロの息の長い美しい歌となる。
6.
★★★★★★☆☆☆☆
バリトンと合唱が高らかに神を讃えるかのような歌を歌う。
7.
★★★★★★☆☆☆☆
そのままバリトンが力強く感動的な旋律を歌う。器楽だけの中間部を経て、再びバリトンがソロで静かにメロディを歌う。
8.
★★★★★★★☆☆☆
子守歌のような穏やかな雰囲気で始まる。ハープが良い味を出している。穏やかな雰囲気を壊さないよう途中から入ってくる合唱も静かに歌う。
9.
★★★★★★★☆☆☆
前曲の雰囲気そのままにソプラノがささやきかけるように優しいメロディを歌う。ヴァイオリンのオブリガートもとても美しい。「ディン・ドン」のメロディを境に、若干不穏な空気が漂う。ソプラノとアルトの対位法的な二重唱が続き終わる。
10.
★★★★★★☆☆☆☆
少し牧歌的な雰囲気になり、ソプラノが伸びやかに歌う。児童合唱も入ってくるなど優しい雰囲気の曲。
11.
★★★★★★★☆☆☆
非常に宗教的な祈りに満ちた旋律をテノールと合唱が歌う。ハープも途中から入ってくるとても美しい曲。
12.
★★★★★★★☆☆☆
天国から天使たちが静かに舞い降りてきたかのようなとても静かな厳かな雰囲気で始まり、段々盛り上がっていき、まさにフィナーレと言う感じの人を圧倒する雰囲気になり、大団円を迎えて終わる。

全体的に一曲一曲が短く、声楽も多くドラマ性に満ちているので、交響曲と言う感じはしないが悪くはない。じっくり聴くまで、あまり良さを感じなかったが、バッハ⇒メンデルスゾーンと宗教曲を多く聴いてから聴くと結構良さが分かってきた気がする。

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