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ビブリア古書堂の事件手帖 2-Ⅰ ~扉子と不思議な客人たち~ [文学 日本 Modern]


ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)

  • 作者: 三上 延
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/09/22
  • メディア: Kindle版



第二シリーズで、栞子と大輔の娘が生まれ、彼女との生活の中で、扉子が本についてのお話を求め、そこから彼女に昔のエピソードを語って聞かせる、という形を取った作品。

銀行強盗でつかまったが出所後真面目に生きていた坂口昌志の昔の話が第一話。北原白秋の詩集がテーマに使用されているのだが結構最後は感動的。(しかし、文中に結婚して20年と記載されていたきがするのだが、多分10年だと思うのだが気のせいだろうか・・・)

もう一つは、ネタバレになるかもしれないが、我々が一般的に考える「本」ではない本を探す話。これも結構感動的。

第三話は、昔ちょっとした盗みをしたことがきっかけとなって、親しくなった小菅奈緒とホームレス志田の話・・・と思っていたら、これも意外な展開。これも感動的。

最後はちょっと後味悪いが、本編で最後に対決した、吉原家の話。

結構感動的な作品が多く、娘の扉子がとにかく可愛かった。
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