蛙のゴム靴 [文学 日本 宮沢賢治 か行]
カン蛙、ブン蛙、ベン蛙という負けず嫌いの蛙がいた。
三匹はある日、ヘロン(人間)が持つ、ゴム靴が欲しいと話す。
三匹が別れた後、カン蛙はゴム靴を手に入れようと考え、野鼠に頼む。野鼠は何とかゴム靴をカン蛙のために手に入れてあげる。
人間から手に入れたゴム靴を自分用にアレンジして履き、それをブン蛙とベン蛙に自慢する。二匹は羨ましがる。そんな中、ルラという美しい娘蛙がやってくる。彼女は夫を探していた。カン蛙のゴム靴に目を惹かれた彼女は、カン蛙と結婚することに。
そして結婚式の日、カン蛙が結婚することに納得いかない二匹は、萱の上を歩かせ、ゴム靴をボロボロにすることを思いつき、実行する。ゴム靴はボロボロになりなくなってしまう。そこへルラがやってくるが、ゴム靴しか目に入っていなかったためどれがカン蛙なのかわからない。しかし何とか見分け結婚。新婚旅行に出ることになる。そこで二匹はさらに策略を図り、カン蛙を穴に落とそうとするが自分たちも落ちてしまう。ルラは皆に助けを求めるが、結婚式でよってしまっており皆起きない。
次の朝何とか助け出す。
今回のことに懲りて皆、よく働くようになったとさ。
あまり功名心を出したり、嫉妬心を出すのは良くないということを言いたい作品なのだろう。
そんなに面白くなかった。
2022-08-11 16:59
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