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春の交響曲 Op.44 [ブリテン 合唱曲]

指揮者セルゲイ・クーセヴィツキィ、ボストン交響楽団に委嘱を受けて書かれたものらしい。春に関する詩を集めて、それに曲をつけたものらしい。

Part1
1. Introduction Shine out,fair Sun
★★★☆☆☆☆☆☆☆
宗教曲のような敬虔な雰囲気で始まるが、メロディは不安げ。
その後も盛り上がりを見せる部分があるが、基本不安を煽るような雰囲気。
最後はおどろおどろしい感じになり終わる。

2. The Merry Cuckoo
★★★☆☆☆☆☆☆☆
前曲とうって変わって明るい感じの曲。ラッパの音がカッコウの音を模している。こちらの曲もあまりわかりやすいメロディではないが、全曲よりは春っぽい。

3. Spring
★★★★☆☆☆☆☆☆
この曲も喜びの感じられる曲。前曲に引き続き鳥たちの声もところどころ聞こえる。

4. The Driving Boy
★★★★☆☆☆☆☆☆
ガチャガチャした感じの音で始まる。少年合唱の後ソプラノがソロで歌う。春になる頃までに恋人が帰ってこなかったら、その子はもう乙女ではないんだよ、と歌う曲。

5. The Morning Star
★★★★☆☆☆☆☆☆
ゆったりとした荘厳な雰囲気の曲。「タタッ」というリズムがひたすら繰り返される。それなりに聴きやすいメロディではある。

Part2
6. Welcome Maids of Honou
★★★★★☆☆☆☆☆
静かなソプラノ・ソロ。幻想的な雰囲気でメロディも少し綺麗。

7. Waters above
★★★☆☆☆☆☆☆☆
不安げなテノール・ソロ。静かではあるが不気味。弦楽器が不気味な感じを演出している。

8. Out on the Lawn I Lie in Bed
★★★★☆☆☆☆☆☆
「アアア」という静かな合唱の後、アルトが悲しげな旋律を静かに歌う。途中若干牧歌的な雰囲気になった後、再び「アアア」という合唱が入ってくる。ドラムの音が鳴り響き、突然盛り上がり始める。
最後は静かに不気味に終わる。

9. When Will My May Come
★★★★☆☆☆☆☆☆
元気な勇ましい前奏の後、テノールが力強いメロディを歌う。ハープの音も入り優美な感じもあるが、基本は決然とした感じ。

10. Fair and Fair
★★★★☆☆☆☆☆☆
テノールとソプラノの対話。同じメロディを対話的に歌う。伴奏も少し諧謔的な感じ。ガチャガチャした音が後ろで常になっている。最後は声が重なり、力強く終わる。

11. Sound the Flute
★★★★☆☆☆☆☆☆
勇ましい伴奏に乗って男声合唱が歌う。その後女声合唱となり、最後は、少年合唱も加わり終わる。

12. London,to thee I do present
★★★★☆☆☆☆☆☆
諧謔的なメロディをテノールが歌い、ソプラノと合唱がそれに答える。後ろでホルンが牧歌的に音を鳴らし続ける。
突然盛り上がりはじめ、伴奏も合唱も大騒ぎをはじめる。
途中対位法的な合唱となる。
最後ははじめのメロディに戻り、段々と盛り上がるが、最後は何故か段々と静かになっていきテノールのソロで終わる。

普通。
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