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リュシス [哲学 プラトン]


プラトン全集〈7〉 テアゲス カルミデス ラケス リュシス

プラトン全集〈7〉 テアゲス カルミデス ラケス リュシス

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2005/07/27
  • メディア: 単行本



ソクラテスの一人称語りの物語。

相変わらず老人が、若くて見た目の美しい若者リュシスに恋しており、このリュシスの友人メネクセノスといるところにソクラテスが行き、この二人と「友愛」について対話をするが結局結論に達しないというストーリー。こちらも50ページぐらいの短編。

①似ているものが似ている者に対して、似ているというそのことによって友となる
②反対の者同士が友となる
③無知という悪を持ってはいるが、しかしまだそれによって無知なわからずやになってはいず、自分の知らないことを知らないとまだ考えている人たち、こうした良くも悪くもない人たちが知(友)を愛するものになる。
そしてここから、「~のために友となる」みたいな話になるが、結局はここの「~」はあるが、結局その個々の「~」に通底する根本的な何かを求めるのが人間であり、そうすると
④欲望が愛の原因である
となる。

正直よくわからない。

まあまあではあるが、やはりもう一歩。
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