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ディエス・ナタリス Op.8 [フィンジ その他]


ジェラルド・フィンジ:アンソロジー[Box set, 8枚組]

ジェラルド・フィンジ:アンソロジー[Box set, 8枚組]

  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 2016/09/21
  • メディア: CD



「生誕の日」「クリスマスの日」という意味らしい。

No. 1 イントゥラーダ
★★★★★★★☆☆☆
弦楽合奏による美しく広がりのある前奏曲。とても綺麗で穏やかな曲。

No. 2 ラプソディ
★★★★★★☆☆☆☆
前奏曲の雰囲気を引き継いだ静かなメロディの曲。中盤の天界を表したかのような清麗な雰囲気も綺麗。

No. 3 歓喜
★★★★★★★☆☆☆
スケルツォ楽章的。緊迫感のある伸びやかで美しい伴奏のなか、喜びのメロディが歌われる。スピード感のあるパート、ミドルテンポのパートが順々に来る。

No. 4 驚嘆
★★★★★★☆☆☆☆
緩徐楽章的。ゆったりとしたくつろいだ雰囲気で曲は進む。

No. 5 挨拶
★★★★★★★☆☆☆
伸びやかで優美なメロディの前奏で始まる。歌も綺麗で心落ち着くメロディ。弦楽器と歌の絡みが美しい。高貴な雰囲気。
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To a poet Op.13a [フィンジ 歌曲集]


ジェラルド・フィンジ:アンソロジー[Box set, 8枚組]

ジェラルド・フィンジ:アンソロジー[Box set, 8枚組]

  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 2016/09/21
  • メディア: CD



No. 1 a thousand years hence フレッカー詩
★★★★★★☆☆☆☆
「1千年の後に」
神秘的で少し不安げなピアノ伴奏で始まる。混沌とした感じの歌が流れるが、後半ちょっとJazzっぽくしっとりとした感じになる。珍しい展開の曲。

No. 2 On parent knees ジョーンズ詩
★★★★★★★☆☆☆
「親の膝の上」
伸びやかで静かな郷愁を誘う美しいメロディの曲。

No. 3 Intrada トラハーン詩
★★★★★★☆☆☆☆
「イントラーダ」
静かで伸びやかな曲。

No. 4 The birthnight デ・ラ・メア詩
★★★★★★★☆☆☆
「明るい夜」
こちらもJazzっぽい雰囲気の、バーで流れていそうな雰囲気の曲。

No. 5 June on Castle Hill ルーカス詩
★★★★★★☆☆☆
「キャッスルヒルの六月」
こちらもしっとりとした夜を感じさせる曲。途中少し劇的になる部分が綺麗。

No. 6 Ode on the rejection of St. Cecilia バーカー詩
★★★★☆☆☆☆☆☆
「聖セシリアの拒絶に寄せるオード」
力強く始まるが、段々と重々しくゆったりとしていく。最後はドラマティックに荘厳に終わる。

Jazzっぽい雰囲気を持った面白い曲集。
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By Footpath and Stile Op.2 [フィンジ 歌曲集]


ジェラルド・フィンジ:アンソロジー[Box set, 8枚組]

ジェラルド・フィンジ:アンソロジー[Box set, 8枚組]

  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 2016/09/21
  • メディア: CD



トマス・ハーディー詩

弦楽四重奏の伴奏による歌曲集

No. 1 Paying Calls
★★★★★★★☆☆☆
「訪ね歩き」
しっとりとした少し悲しげで哀愁漂う非常に美しい前奏で始まる。歌もしんみりとしていて綺麗・

No. 2 Where the picnic was
★★★★★★★☆☆☆
「ピクニックのあった場所で」
チェロの伸びやかな単音で始まる。その後ほかの弦楽器も加わり、静かに歌がメロディを歌い始める。間奏部でもチェロが息の長い悲しげな旋律を弾く。楽しかった過去を、そして辛い現在を語る。

No. 3 The Oxen
★★★★★★★☆☆☆
「牡牛たち」
「クリスマス・イブ」という詩で始まる。敬虔な雰囲気に満たされた美しく可憐な作品。

No. 4 The master and the leaves
★★★★★★☆☆☆☆
「ご主人さまと木の葉たち」
元気にスケルツォ楽章的に始まる。途中ゆったりとなる部分がある。弦楽器と歌が非常にうまく絡み合った曲。後半劇的な雰囲気となり、最後は静かにしっとりと終わる。雰囲気がコロコロ変わる曲。

No. 5 Voices from things growing in a churchyard
★★★★★★☆☆☆☆
「教会墓地に育つ者たちの声」
鳥たちのさえずりを模したような愛らしい前奏で始まる。
過去に死んだ人たちが順々に語っていく、という体裁を取った詩。
①小さな女の子。愛らしいゆったりとしたメロディ。
②独身の男の人。少し力強い。
③木苺?    壮大な感じ。ピッチカートで跳ねるような感じを醸し出している。
④月桂樹?   伸びやかで美しい。
⑤蔓草     伸びやかで静かな感じ。
⑥年老いた地主。力強く少し跳ねた感じ。
⑦最後は締めの言葉
        穏やかな感じ。静かに終わる。

No. 6 Exeunt omnes
★★★★★★☆☆☆☆
「一同退場」
ファンファーレのような音のあと、皆が行ってしまったことを告げる語り口調の歌が始まる。
静かにゆったりと曲は進み、最後はしっとりと終わる。

弦楽四重奏とテノールという珍しい組み合わせだが、非常に雰囲気が美しく穏やかな気持ちで聴ける。
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