SSブログ

La Battaglia Di Legnano (レニャーノの戦い) [オペラ イタリア ヴェルディ]


La Battaglia Di Legnano [DVD]

La Battaglia Di Legnano [DVD]

  • 出版社/メーカー: C Major
  • 発売日: 2013/02/25
  • メディア: DVD



ストーリー:★★★★★★★☆☆☆
アリア  :★★★★★★★☆☆☆
音楽全体 :★★★★★★★☆☆☆

パリの2月革命を機に、ヨーロッパ中に革命の機運が高まっていたときに、愛国心を鼓舞するために書かれた作品らしい。

第一幕
長く勇ましい前奏曲が終わると、アカペラで市民たちが「イタリア万歳」を歌う。どこか切なげだが、力強い曲。その後死んだと思われていたが、無事戦いから生きて帰ったアッリーゴがアカペラで、こちらも哀愁漂うメロディを歌う。その後女性たちの合唱や、ヒロインのリーダの悲しげなアリアなどが出てくるのだが、全体的にオーケストラは控えめで、アカペラに近い。全体的に、声を重視しているオペラという印象。

第二幕
イタリアで敵対していた、ロンバルディアとコモが、ドイツ軍を倒すために同盟を組むまでの様子を描いたもの。基本合唱で、ソロも力強く格好良い。

第三幕
不吉な重々しい雰囲気の前奏曲で始まる。この幕もオーケストラは控えめで合唱もソロもアカペラに近い部分が多い。二幕と比較し、全体的に暗く悲しげな雰囲気が目立つ。

第四幕
かなり宗教的で美しいメロディが心に残る幕。
アッリーゴが相手の大将を倒すものの、大怪我をおい死にそうな状態で帰ってきてからの歌が特に美しく、最後の合唱は感動的だ。

メロディも曲も結構良いオペラ。もっと日の目を見ても良い気がする。
nice!(0)  コメント(0) 

ノクターン [フィールド]





1番
★★★★★★☆☆☆☆
静かな揺れる波を表しているかのような左手の上を、青春を懐かしむような美しい旋律が乗る。非常に綺麗な曲。

2番
★★★★★★☆☆☆☆
少し緊迫感・緊張感のある、悲しげな旋律。後半の感情の高まりが美しい。

3番
★★★★★★☆☆☆☆
モーツァルトのオペラ・アリアのような歌心に溢れた愛らしい旋律の曲。後半に向かって段々とスピードがあがり盛り上がっていく。

4番
★★★★★★★☆☆☆
トレンディ・ドラマで、主人公がひとり、恋に思い悩む場面で使われそうなロマンティックさとメランコリックさを兼ね備えたメロディ。中間部の感情の高まりが美しい。

5番
★★★★★★★☆☆☆
もっとも有名なフィールドのノクターン。しっとりとした美しいメロディと、流れるような伴奏が印象的な曲。途中と最後の和音の連続による機械的な部分もアクセントになっていて面白い。

6番
★★★★★★★☆☆☆
夢見るような静かな旋律で始まる。流れるような水が滴るような速いパッセージをを経て、メランコリックなメロディが登場。この流れるようなパッセージは曲の雰囲気を変えるために何度も登場する。最後はお休みのチャイムのような音が静かに繰り返され終わる。幻想的で美しい曲。

7番
★★★★★☆☆☆☆☆
ショパンの作品9-2に似たような音型で始まる。第一主題的な部分が終わると、落ち着いた冷静な第二主題的な部分が現れる。

8番
★★★★★☆☆☆☆☆
淡々とした曲。メロディも普通か。

9番
★★★★★★☆☆☆☆
メランコリックな美しいメロディで始まる。ベートーヴェンの「月光」第一楽章を彷彿とさせる左手の単調な伴奏に乗せて、段々と明るくロマンティックになっていくメロディが美しい。

10番
★★★★★☆☆☆☆☆
明るく前向きな曲。途中から少しずつ盛り上がっていく。

11番
★★★★★☆☆☆☆
低い鐘のような音で始まり、現代曲的な不協和音が鳴り響く。その後、若干性急な感じもある静かな美しいメロディとなる。

12番
★★★★★☆☆☆☆☆
元気で明るい曲。ちょっとソナタっぽい高貴だが形式ばった感じ。

13番
★★★★★★☆☆☆☆
オクターブで同じ音が繰り返される面白い主題。それが少しずつ装飾が加えられながら展開していく。
実験的で面白い。

14番
★★★★★★★☆☆☆
流れるようなアルペジオに乗って、甘く美しい旋律が奏でられる。曲もコンパクトにまとめられており非常に聴きやすい曲。

15番
★★★★★★☆☆☆☆
暗く悲しげに始まる。中間部は少し希望がある感じだが、最後は暗く終わる。

16番
★★★★★☆☆☆☆☆
少し不安定な感じで始まる。何かが起こりそうな感じ。前奏が終わると、静かでロマンティックな主題が奏でられる。その後情念的な苦しげな雰囲気となる。その後穏やかな雰囲気となる。10分を超える曲で長く飽きる。

17番
★★★★★☆☆☆☆☆
穏やかで平和な雰囲気で始まる。中間部若干陰影を帯びるが、最後は平和に終わる。

18番
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりと平和に始まる。そのまま静かに曲は進み終わる。

19番
★★★★☆☆☆☆☆☆
元気なファンファーレで始まり、穏やかな平凡なメロディが続く。途中と最後に再びファンファーレがなる。
nice!(0)  コメント(0)