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オペラ「コアンガ」 Act 3 [ディーリアス 声楽曲]


ディーリアス・ボックス(生誕150年記念)

ディーリアス・ボックス(生誕150年記念)

  • アーティスト: VARIOUS
  • 出版社/メーカー: Warner Music
  • 発売日: 2011/11/07
  • メディア: CD




1.Act 3-1 Lento Molto
★★★★★★★☆☆☆
穏やかで平和な美しい曲。

2.Act 3-2 Ah! Ah!... Oryame
★★★★★★★☆☆☆
美しいヴィカリーズ・コーラスから始まり、不穏なオーケストラがそれに答える。どんどん悲劇性を増して行きドラマティックに終わる。

3.Act 3-3 Come Tell, Ne Rangwan, Holy Priest
★★★★★★☆☆☆☆
力強い合唱。かなり劇的。

4.Act 3-4 Dance; See, He Prayed Voodoo Must hear him
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかな宗教的な合唱曲。

5.Act 3-5 Sick&Pale The Sun Sinks Down
★★★★★★★☆☆☆
まるで黒人霊歌のような大地をゆさぶるような美しい合唱曲。

6.Act 3-6  Ah! I hear Palmyra's Voice
★★★★★★☆☆☆☆
前曲の雰囲気を引き継いで、テノールが悲しげな旋律を滔々と歌う。後半合唱が入ってくる。最後は劇的な合唱となり終わる。

7.Act 3-7 Fools You are to weep & wail
★★★★★★☆☆☆☆
力強いバスの独唱で始まる。クリスチャンとヴードゥー教徒の和解を勧めている?合唱とバスが対話的に音楽をすすめる。

8.Act 3-8 Oh, Tell me where Koanga is!
★★★★★★★☆☆☆
ソプラノとテノールの対話。不安な感じと平和な感じが共存している。

9.Act 3-9 Koanaga,now
★★★★★☆☆☆☆☆
ティンパニーも鳴り響き劇的な音楽となる。

10. Act 3-10 I cannot bear the sight!
★★★★★☆☆☆☆☆
ソプラノの悲痛な叫びで始まり、鎮魂歌のような音楽となる。その後テノールが静かに語る。

11.Act 3-11 My Lord Koanga Dead!
★★★★★★★☆☆☆
女性が静かに悲しげな旋律を歌う。

12.Act 3-12
★★★★★★★☆☆☆
平和で崇高なオーケストラだけの後奏。非常に美しい。

13.Epilogue
★★★★★★☆☆☆☆
女性の語りから合唱、最後は流麗な後奏となり終わる。

全体的に流麗で美しいメロディを持った曲が多く、かなり聴きやすいオペラだと思う。
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オペラ「コアンガ」 Act 1, 2 [ディーリアス 声楽曲]


ディーリアス・ボックス(生誕150年記念)

ディーリアス・ボックス(生誕150年記念)

  • アーティスト: VARIOUS
  • 出版社/メーカー: Warner Music
  • 発売日: 2011/11/07
  • メディア: CD




1.Prologue Ha, Ha, Ha... Stop! Stop!
★★★★★★★☆☆☆
まさに物語のはじめのような楽しげで優雅な前奏のあと、女性たちが笑い合いながら登場する。伴奏は結構流麗な感じ。そこに男性が朗々と登場。女性たちと対話を繰り広げる。
中間部は優美で優しいオーケストラだけの音楽となる。非常に美しい雰囲気で子守歌のよう。
最後は民謡風な、懐かしいメロディを持った雰囲気となる。

2.Act 1-1 Oh, I cannot sleep
★★★★★★☆☆☆☆
ソプラノが静かに歌い始める。憂鬱げに、ねむれないことを嘆く歌?そこに男性が登場し、対話を繰り広げる。合唱も加わりドラマティックな感じになっていく。

3.Act 1-2 Ah! There's Palmyra
★★★★★☆☆☆☆☆
平和的なメロディで始まるが、再び憂鬱げになり、男性と女性が対話。合唱が後ろで流麗な伴奏を歌う。男性が朗々と歌う。女性は相変わらず憂鬱げ。

4.Act 1-3 But Here comes Martinez
★★★★★★☆☆☆☆
元気な合唱で始まる。太った感じのゆったりとしたバリトンが登場。テノールと明るく対話を交わす。後半再び元気な合唱となり終わる。

5.Act 1-4 O, Voodoo Marian, My Fathers from your grandmother
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く怪しい雰囲気で始まる。バスが悲しげな旋律を歌う。途中から少し激しい感じで憂鬱そうな女性も交えながらテノールとバスが会話を始める。後半は女性とバスの対話。

6.Act 1-5 If you agree to work with us, Koanaga
★★★★★★☆☆☆☆
ソプラノとテノールとバスの、調和してなさそうで不調和な三重唱。合唱も入ってくる。最後は調和して壮麗な感じとなり終わる。

7.Act 1-6 Agreed them, That's a Bargain!
★★★★★☆☆☆☆☆
不安げな感じ始まる。テノールとバスが対話を交わす。何かが決まったらしい。
相変わらず憂鬱げなソプラノと男性陣が対話を交わす。再び不調和な三重唱から勝利感に満ちた合唱となる。

8.Act 2-1 Now Once in a way we are free for a day
★★★★★★★☆☆☆
美しいアカペラ合唱で始まる。そのままたのしげで跳ねた感じの伴奏が入ってきて楽しげに合唱が歌う。

9.Act 2-2 He will meet her when the sun goes down
★★★★★★☆☆☆☆
再び美しいアカペラ合唱で始まる。メゾが少し情念的な暗い感じで歌い始める。「あなたの夫が~」とテノールが話しかける。

10. Act 2-3 How Time Flows on!
★★★★★☆☆☆☆☆
憂鬱げなソプラノのひとりがたり。途中からテノールが入ってきて、女性をなじる。

11.Act 2-4 The Hour is near, when I to him my soul
★★★★★★☆☆☆☆
珍しく流麗で優しい感じのソプラノソロ。結構綺麗なメロディ。後半はバスが入ってきて、悲劇的な伴奏で終わる。

12.Act 2-5 Far, Far Away, Palmyra, My people Mourn
★★★★★★☆☆☆☆
テノール?が悲しみに満ちた嘆きの歌を歌う。段々と魂が浄化されていく感じの雰囲気となる。

13.Act 2-6 Hail to thee, Mighty Prince
★★★★★★★★☆☆
勝利感に満ちた美しい伴奏の上で、ソプラノが流麗なメロディを歌う。その後合唱も入ってくる。ミステリアスな雰囲気もありとても美しく気高い曲。このオペラの白眉ではないだろうか。

14.Act 2-7 Where is Palmyra?
★★★★★★☆☆☆☆
「きゃー」というソプラノの声と共に激しい音楽が鳴り響く。

15.Act 2-8 Hear Me, God Voodoo... I have betrayed
★★★★★★☆☆☆☆
暗く重い音楽。バスが悲しげなメロディを歌う。最後は流麗な音楽となって終わる。

ディーリアスにしては、全体的にドラマティックかつメロディも美しく聴きやすい。
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