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ビブリア古書堂の事件手帖 2-Ⅲ ~扉子と虚ろな夢~ [文学 日本 Modern]


ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~ (メディアワークス文庫)

  • 作者: 三上 延
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2022/03/25
  • メディア: 文庫



ビブリア古書堂の最新刊を読み終わった。
今回は、藤沢のデパートのイベントスペースで開催される古書市の3日間で起こった事件を扱っているので、結構コンパクトな感じになっている。栞子と大輔の娘扉子がかなり活躍する巻で、今後恋愛関係に発展していくのかなあ、と思わせる男性も登場する。

今回はいつも以上に、栞子の母親智恵子が暗躍している印象があった。取り上げられている本はミステリー作品ばかりであまり興味のないものだらけだったが、ストーリーは面白かった。
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シューベルト 歌曲集29 [シューベルト 歌曲]


The Complete Songs

The Complete Songs

  • アーティスト: Schubert, F.
  • 出版社/メーカー: Hyper
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: CD



01. D.806「夜星」 
★★★★★★★☆☆☆
ひたすら穏やかで優しい、子守歌のような曲。

02. D.805 「勝利」 
★★★★★★☆☆☆☆
こちらもやわらかなで静かな曲だが、力強さがある。

03. D.807 「解消」
★★★★★★★☆☆☆
ピアノの軽快な伴奏に乗って、伸びやかな旋律が歌われる。飛翔感がある曲。

04. D.808 「ゴンドラ乗り」
★★★★★★☆☆☆☆
力強く始まり、最後は静かに崇高に終わる。

05. D.809 「ゴンドラを漕ぐ人」 
★★★★★★☆☆☆☆
ユーモレスクのような朴訥した感じの伴奏に乗って、美しいカンツォーネのようなメロディが重唱で歌われる。

06. D.768 「さすらい人の夜の歌」 ゲーテ詩  
★★★★★★★☆☆☆
静かなしっとりとした曲。初めはゆっくり、段々スピードが上がっていく。

07. D.815 「祈り」 
★★★★★★☆☆☆☆
「タッタタタタッタッ」という独特なピアノ伴奏の上を崇高なメロディが重唱で歌われる。
その後、伸びやかな女性ソロとなり、そのまま英雄的な雰囲気となる。
次に、英雄的な雰囲気のまま男性ソロが引きつぐ。
後半、はじめの崇高な重唱となる。

08. D.822 「兵士の歌」
★★★★★☆☆☆☆☆
力強い合唱曲。イマイチ。

09. D.799 「夕映えの中で」
★★★★★★★☆☆☆
静かで荘厳な曲。美しいメロディが心に残る。

10. D.800 「孤独な男」
★★★★★★☆☆☆☆
和音で淡々と弾かれるピアノが印象的な曲。

11. D.828 「若い尼僧」
★★★★★★★☆☆☆
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ(「悲愴」第一楽章?)のような激しいピアノで始まり、歌にそのまま突入。途中少し穏やかになる。ドラマティックな曲。

12. D.830 「アンネ・リルの歌」 
★★★★★★★☆☆☆
穏やかだが少しさみしげな曲。どこかしら懐かしさを感じさせる。

13. D.831 「ノルナの歌」
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗く重く始まる。そのまま終わる・・・。

14. D.832 「歌い手の持ち物」
★★★★☆☆☆☆☆☆
力強く勇ましい曲。途中少し陰になる。

15. D.853 「ブルックにて」 
★★★★★☆☆☆☆☆
ピアノがせわしなく和音を奏でるユーモアがある曲。

16. D.834 「森の中で」
★★★★★★★☆☆☆
ロマンティックこの上ないピアノ前奏で始まり、ドラマティックに曲が展開していく。切なく美しいメロディが楽しめる曲。

17. D.833 「盲目の少年」
★★★★★★★☆☆☆
バッハ=グノーの「アヴェ・マリア」を彷彿とさせる美しいアルペジオのピアノ伴奏の上を滑らかな美しい旋律が乗る。穏やかだけれども内面の力強さを感じさせる佳曲。

18. D.842 「墓掘り人の憂い」 
★★★★★☆☆☆☆☆
激しい前奏で始まる。7分を超える長い曲。前半は激しい語り口調。後半は穏やかな独白のような感じになる。何にしろもう一歩か。
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