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I Masnadieri (群盗) [オペラ イタリア ヴェルディ]


I Masnadieri [DVD]

I Masnadieri [DVD]

  • 出版社/メーカー: Cmajor
  • 発売日: 2013/01/28
  • メディア: DVD



ストーリー:★★★★★★☆☆☆☆
アリア  :★★★★★★★☆☆☆
音楽全体 :★★★★★★☆☆☆☆

シラーの『群盗』を原作とするオペラ。
放蕩息子である長男が、父親に許しを請うが、それを嫉妬深く悪い弟が妨げる物語。

一人ひとりが歌うアリアはとてもメロディが綺麗で、伸びやかなものが多く聴きやすい。
ただ音楽全体としてはもう一歩な気がする。
3幕の主役カルロと群盗たちの掛け合いの合唱は格好良い。
4幕の悪役フランチェスコの狂乱の場面も、結構見所。

シラー原作ではあるので、物語としてはそれなりに面白いし、アリアも綺麗ではあるので、それなりには楽しめるオペラだとは思うのだが、現在あまり上演されないようだ。
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シューベルト 歌曲集34 冬の旅 後半 [シューベルト 歌曲]


The Complete Songs

The Complete Songs

  • アーティスト: Schubert, F.
  • 出版社/メーカー: Hyper
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: CD



01. D.902「メタスタージオの3つの歌 瞳の魔力」
★★★★★☆☆☆☆☆
楽しげな跳ねた感じのピアノ伴奏で始まる。少しおどけた感じの歌が流れる。

02. D.902「メタスタージオの3つの歌 欺かれた裏切り者」
★★★★★☆☆☆☆☆
激しい、感情が爆発している曲。

03. D.902「メタスタージオの3つの歌 女房を得る方法」
★★★★★☆☆☆☆☆
少し止まったり、はねたりしながら曲は進む。いろいろな表情は楽しめるがあまり面白い曲ではない。

04. D.922 「ひそやかな愛」
★★★★★★★★☆☆
ショパンの夜想曲をおもわせるピアノ前奏で始まり、高音の美しいメロディが歌われる。

05. D.923「ある古いスコットランドのバラッド」
★★★★★★★☆☆☆
まさにスコットランドの雰囲気の、語り口調だが何故か非常に懐かしさを覚える、女性と男性で語られる暖かいバラッド。


~ 冬の旅 後半 ~

06. D.911 「郵便馬車」
★★★★★★☆☆☆☆
タッタタ、タッタタという馬のヒヅメを摸した元気な伴奏の上を、元気な歌が流れる。どこか物悲しい。

07. D.911 「灰色の頭」
★★★★★★☆☆☆☆
悲劇的な物悲しい前奏の後、悲しみに満ちた暗いメロディが流れる。

08. D.911 「鳥」
★★★★★★★☆☆☆
美しいアルペジオのあと、下降気味美しいメロディが歌われる。鳥が静かに飛ぶ様子が目に浮かぶ。

09. D.911「最後の希望」
★★★★★★☆☆☆☆
ポツポツとしたつぶやきのようなピアノと歌の掛け合いが面白い曲。一瞬息の長い美しい旋律が流れる。

10. D.911 「村で」
★★★★★★☆☆☆☆
こちらも止まり止まりしながらゆっくり進む曲。暗い。中間部のメロディアスな部分は面白い。

11. D.911 「嵐の朝」
★★★★★★☆☆☆☆
激しく勇ましい短い曲。

12. D.911 「幻惑」
★★★★★★☆☆☆☆
伸びやかで明るく前向きな曲。

13. D.911「道標」
★★★★★★★☆☆☆
暗く重い曲。悲しげな雰囲気に満ちている。

14. D.911 「旅籠」
★★★★★★★★☆☆
安らぎに満ちた美しいピアノ伴奏で始まり、包み込むような美しいメロディが歌われる。

15. D.911 「勇気」
★★★★★★☆☆☆☆
劇的な激しい曲調の歌。少し前向きな感じがある。

16. D.911 「並んだ太陽たち」
★★★★★★★☆☆☆
再び安らぎに満ちた前奏で始まる。途中、悲しげな思い悩むかのような曲調に変わる。最後ははじめの安らぎに満ちた曲調に戻り静かに終わる。

17. D.911「ライアー弾き」
★★★★★★★☆☆☆
幻想的な静かな曲。

~ 冬の旅 後半 ~


18. D.930 「結婚式の焼肉」
★★★★★☆☆☆☆☆
10分を超える大作。
オペラの一場面のような、披露宴の食事のために森へ密猟に行く男性二人と女性ひとりの結構軽い感じの三重唱曲。
楽しそうではあるが、わざわざ時間をかけて聴く曲ではない。
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シューベルト 歌曲集33 冬の旅 前半 [シューベルト 歌曲]


The Complete Songs

The Complete Songs

  • アーティスト: Schubert, F.
  • 出版社/メーカー: Hyper
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: CD



~冬の旅 前半~
01. D.911「おやすみ」
★★★★★★★☆☆☆
1曲目から暗く悲劇的な雰囲気。物悲しいメロディが心に残る。最後は明るく終わる。

02. D.911 「風見」
★★★★★★☆☆☆☆
こちらも悲劇的な始まり。かなり激情的な苦悩に満ちた曲。

03. D.911 「凍った涙」
★★★★★★☆☆☆☆
静かな少し不安げな前奏で始まる。不安げな様子を漂わせたまま歌が始まる。

04. D.911 「氷結」
★★★★★★☆☆☆☆
ゴロゴロしたピアノの上を、緊迫感のある歌が流れる。

05. D.911「リンデの樹」
★★★★★★★☆☆☆
全曲を明るくした感じで柔らかに優しく始まる。ゆったりと穏やかなこの曲集にあっては珍しく開放感に満ちた始まり。途中からスピードが落ち、少し哀愁漂う感じになる。その後少し激情的な雰囲気になる。最後は穏やかに美しく終わる。

06. D.911 「溢れる涙」
★★★★★★☆☆☆☆
憂いに満ちた内向的な始まり。そのまま静かにゆったりと曲は進んでいく。

07. D.911 「流れの上で」
★★★★★★★☆☆☆
「ズッチャ、ズッチャ」というゆったりとした印象的なリズムに乗って、穏やかなメロディが歌われる。

08. D.911 「回想」
★★★★★★☆☆☆☆
リストをおもわせる劇的なピアノ伴奏で始まり、激情的な歌が流れる。

09. D.911「鬼火」
★★★★★★☆☆☆☆
少しテンポを落とした悲劇的な始まり。途中独白のような感じになる。

10. D.911 「休息」
★★★★★★☆☆☆☆
哀愁漂うメロディのゆったりとした少し悲しげな曲。

11. D.911 「春の夢」
★★★★★★☆☆☆☆
軽やかに明るく始まる。その後少し劇的になり、次に穏やかに静かな曲調となる。

12. D.911 「孤独」
★★★★★★☆☆☆☆
重く暗い曲。途中若干感情の爆発する場面がある。

~冬の旅 前半~

13. D.909「狩人の愛の歌」
★★★★★★★★☆☆
神秘的で優しい曲。暖かで美しいメロディが心に残る。

14. D.910 「船乗りの別れの歌」
★★★★★★☆☆☆☆
緊迫感に満ちた激しいピアノ伴奏で始まり、歌も緊張感がみなぎっている。少し長いので後半飽きる。

15. D.907 「リチャード獅子心王のロマンス 」
★★★★★☆☆☆☆☆
行進曲風のピアノ伴奏に乗って、語り口調でロマンスが歌われる。もう一歩。

16. D.917 「緑の歌」
★★★★★★☆☆☆☆
伸びやかな自然を感じさせる綺麗な曲。

17. D.920「セレナーデ」
★★★★★★☆☆☆☆
ポツポツとしたピアノ伴奏の上を、ソロが流麗な歌を歌い、合唱が同じメロディを追いかける。
綺麗な曲。
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