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ペール・ギュント [グリーグ]


グリーグ:ペールギュント

グリーグ:ペールギュント

  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1993/04/24
  • メディア: CD



1.第1幕への前奏曲
★★★★★★★★☆☆
明るく元気で心沸き立つ「結婚式の主題」で始まる。哀愁ただよう美しい旋律の「ソルヴェイグの歌」が静かに奏される。のどかな音楽が流れた後、「結婚式の主題」が明るく回帰され力強く終わる。

2.第2幕への前奏曲。
★★★★★★☆☆☆☆
「結婚式の主題」が短調気味に緊張感を持って奏されて始まる。
悲しげで重い雰囲気となる。静かにゆっくりと美しい旋律が流れてくる。段々と悲劇性を増して行きティンパニーも加わり力強くなる。最後は結婚式の主題が短調気味に緊張感を持って奏され、静かに消え入るように終わる。

3..ペール・ギュントと山羊追いの女たち
★★★★★★☆☆☆☆
女声による三重唱。
ファンファーレ的な音がなった後、ヨーデル的な女性三重唱となる。男性のセリフもところどころ聞こえる。

4..山の魔王の洞窟にて
★★★★★★★★☆☆
重くゆったりとした足取りの曲。メロディも少しユーモラスで楽しい。かなりの名曲。長男お気に入りの曲。段々とスピードが上がって行き、合唱が最後に盛り上げる。

5.山の魔王の娘の踊り
★★★★★★★☆☆☆
異国情緒漂う舞曲。ガチャガチャした音がずっとなっている。

6.ペール・ギュントはトロルに追い回される
★★★★★★★☆☆☆
少し忙(せわ)しげな始まり。山の魔王の主題とペールの軽い感じの主題が混じり合って面白い雰囲気を作り上げている。

7.ペール・ギュントとベイグ
★★★★★★☆☆☆☆
不穏な空気が流れ、対話が続く。最後は幻想的に終わる。

8.第3幕への前奏曲 オーゼの死
★★★★★★★★☆☆
弦楽合奏による。
まさに「鎮魂歌」という趣の美しいメロディの悲しげでしっとりとした曲。

9.第4幕への前奏曲 朝の気分
★★★★★★★★★☆
一転して、美しく爽やかで広がりのある曲。本当に朝の気分が感じ取れる名曲。

10.泥棒と盗品買い
★★★★★★☆☆☆☆
不穏な雰囲気が流れて始まる。
盗賊と密売者が交互に歌う。

11.アラビアの踊り
★★★★★★★★☆☆
明るくエキゾチックなメロディで始まる。女声二部合唱が華やかに歌い始め、踊りが始まる。
伸びやかな独唱も綺麗。

12..アニトラの踊り
★★★★★★★☆☆☆
弦のピッチカート伴奏に乗って、優雅でエキゾチックなメロディが奏でられる。

13.ペール・ギュントのセレナーデ
★★★★★★★★☆☆
エキゾチックな前奏で始まる。ピッチカートの伴奏に乗って、ペールが悲しげだけど美しいメロディを歌う。

14..ソルヴェイグの歌
★★★★★★★★★☆
しっとりとした少し悲しげな旋律で始まる。中間部は明るく優雅。再びしっとりとしたメロディとなり、最後は静かに少し明るめに終わる。名曲。

15.第五幕への前奏曲 ペール・ギュントの帰郷 夕方の嵐の海
★★★★★★☆☆☆☆
重々しいがどこか広がりのある静かな始まり。突然嵐がやってくる。

16..難破
★★★★★★☆☆☆☆
前曲の続き。少し穏やかに始まり、緊張感が高まっていく。セリフで終わる。

17.小屋でソルヴェイグが歌っている
★★★★★★★★☆☆
14曲目と同じ曲。やっぱり良い曲。

18.夜の情景(Nattscene)
★★★★★★☆☆☆☆
おどろおどろしい前奏で始まる。長い語りが入った後、合唱が入ってきて不穏なやりとりが続く。結構長い曲。

19.ペンテコステの賛美歌「祝福の朝なり」
★★★★★★★☆☆☆
静かな無伴奏のユニゾンによるペンテコステ(聖霊降誕祭)の賛美歌のコラール。

20.ソルヴェイ(ソルヴェイグ)の子守唄
★★★★★★★★☆☆
天国にいるかのような安らぎに満ちた美しい雰囲気で始まる。悲しげで荘厳な子守歌。
最後は合唱も加わり清廉とした雰囲気となる。静かに静かに終わる。

美しいメロディに彩られた名曲。
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