ロマンス2番 ハ長調 Op.48 [サン=サーンス 協奏曲]
ロマンス1番 変ニ長調 Op.37 [サン=サーンス 協奏曲]
序奏とロンド・カプチリオーソ Op.28 [サン=サーンス 協奏曲]
評価
★★★★★★★★☆☆
オーケストラの幻想的な演奏で始まり、伸びやかで哀愁におびた美しい旋律をヴァイオリンが奏でる。
その後行進曲風の伴奏に変わり、ヴァイオリンが伸びやかに哀愁を帯びた決然としたメロディを奏でる。非常に格好良い。縦横無尽にヴァイオリンが暴れまわった後、再び行進曲風の決然としたメロディが登場する。
安らぎに満ちた穏やかなメロディが静かに流れる。伴奏はスタッカート気味で行進曲風。
主題が力強く回帰された後、牧歌的で伸びやかなメロディが奏でられる。
管楽器によって奏でられる主題の後ろを縦横無尽にヴァオリンが暴れまわった後、ティンパニーが鳴り響き、カラッとした雰囲気となり明るく堂々と終わる。
やっぱり名曲。