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The Battle Of Life [文学 イギリス Dickens]


A Christmas Carol (Wordsworth Collector's Editions)

A Christmas Carol (Wordsworth Collector's Editions)

  • 作者: Dickens, Charles
  • 出版社/メーカー: Wordsworth Editions
  • 発売日: 2018/09/07
  • メディア: ハードカバー



Dr.Jeddlerという変わった男やもめには、GraceとMarionという美しい二人の娘がいる。妹のMarionには結婚することになっているAlfredという恋人がいる。
Alfredは仕事か何かで遠くに行ってしまう。そんな彼がいよいよ帰ってくるという時に、町にMichael Wardenという人がやってきて自分はMarionと結婚するとDr.Jeddlerの友人の弁護士達に話をする。二人は本気にしないがその話が気になっている。

Alfredがまさに帰ってくる日、Jeddler宅ではPartyが開かれている。Alfredがやってくるまさにその時、何故か婚約者のMarionは姿を消してしまう。

それから数年、Marionの行方がわからないまま、GraceとAlfredは結婚し子供ももうけるが、やはり未だにMarionのことを心配している。そんなある日、Michael Wardenが町に姿を現す。そうこうしているうちに、MarionもAflredとGraceの家に現れ、「自分は、GraceがAlfredを愛していることを知っていて二人が結婚したほうが良いと思い身を引いた」的なことを言い出す。感動するGrace。そしてMarionは何故かMichael Wardenと結婚する。

他にも小間使い的な男女も出てきて二人が結婚して・・・など色々なことがあるのだが、正直あまり面白くない。ストーリー的にはうじうじしている感じがThomas Hardy的ではあるのだが、心理描写などはHardyがはるかに上。

結構時間がもったいなかったと思ってしまった。
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フレッシュ名曲コンサート@ルネ小平 [舞台]


リサイタル(CD)

リサイタル(CD)

  • アーティスト: 服部百音
  • 出版社/メーカー: avex CLASSICS
  • 発売日: 2021/06/30
  • メディア: CD



シベリウスの中でもMy Best5に入るであろう、アンダンテ・フェスティヴォ、ヴァイオリン協奏曲をやる&私の大好きなガーシュインのラプソディ・イン・ブルーをやるということで会場も近いし聴きに行った。

第一部
コープランド 市民のためのファンファーレ
ガーシュイン ラプソディ・イン・ブルー

第二部
シベリウス  アンダンテ・フェスティヴォ
シベリウス  ヴァイオリン協奏曲

指揮者は大井剛史という人、オケは東京交響楽団。会場が完全に静まる前に曲が始まる感じで、正直ラプソディ・イン・ブルーなどは、「もう始まっちゃったの?」という感じ。ソリストは大崎由貴という人で結構若い人だった。端正な演奏だったがパワーがもう一歩な感じな気がした。アンコールに多分ガーシュインのピアノの小曲をやってくれた。
第二部はシベリウス。アンダンテ・フェスティヴォもいきなり始まった感じで、テンポもかなり速く正直あまり良い演奏とは言えなかった。生で聴く初めてのアンダンテ・フェスティヴォをかなり楽しみにしていたのだが結構残念。
ヴァイオリン協奏曲のソロを弾いたのが服部百音さん。この人も挨拶の仕方からとても端正な感じで演奏も非常に丹精。音色も美しいし悪くないが、やはりパワーがもう一歩な気がした。アンコールは2曲やってくれて、多分イザイの無伴奏ヴァイオリンソナタからだったと思う。

終始管楽器の音程がもう一歩な気がしたのと、お客さんのマナーというかなんというかがもう一歩。かなり楽しみにしていたコンサートだっただけに少し残念だった。
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ヴァイオリン協奏曲第二番 ハ長調 Op.58 [サン=サーンス 協奏曲]


サン=サーンス:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集

サン=サーンス:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集

  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2012/09/19
  • メディア: CD



発表が遅かったので番号は第二番だが、こちらが第一番より先に作曲されたらしい。
第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
大草原をイメージさせる短い前奏の後、ヴァイオリンが縦横無尽に走り回る馬のように入ってくる。前奏からそのまま引き継がれるキレのあるオケの伴奏が爽快感がある。第二主題は少しメランコリックなメロディ。オーケストラが今度は両主題を奏でる。非常に広がりがある壮麗な雰囲気。
その後伸びやかで穏やかな展開部となる。かなり長い展開部の後、かなり長いカデンツァとなる。
最後は主題が堂々と回帰され終わる。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
おどろおどろしげな前奏の後、ハープの音と共に憂いに満ちた悲しげな美しい旋律をしっとりとヴァイオリンが奏でる。フルートの新たなメロディに導かれた後、少し元気を取り戻し伸びやかな旋律をヴァイオリンが歌う。再び管楽器の音で下の悲しみが戻ってきて、ハープとともに憂いに満ちた旋律を奏でる。

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
そのままアタッカで第三楽章に入る。希望に満ちた明るくワクワクするメロディではじまる。キレのある第二主題も格好良い。第一主題がひたすら流れるが、フィナーレは突然メロディが変わり、華やかに派手に終わる。

あまり演奏されないらしいが第二楽章、第三楽章はかなり良いと思う。
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ヴァイオリン協奏曲第一番 イ長調 Op.20 [サン=サーンス 協奏曲]


サン=サーンス:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集

サン=サーンス:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集

  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2012/09/19
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
明るくキレのある前奏の後、伸びやかでイタリアの明るい空をイメージさせる主題が伸びやかにヴァイオリンによって奏でられる。第二主題は美しくメランコリックなメロディ。段々と盛り上がって行き宮廷的な伸びやかな展開部となる。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
アタッカでそのまま第二楽章に入る。ヴァイオリンがトリルをひたすら引き続け、その後ろでオケがゆったりとしたメロディを奏でる。その後美しいゆったりとしたメロディをソロが奏でる。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
アタッカでそのまま第三楽章に入る。なめらかで若干メランコリックな息の長い旋律をヴァイオリンが奏でる。段々と明るく盛り上がって行き、カラッとした雰囲気となる。壮大に盛り上がって行き最後は華やかに堂々と終わる。

全体的に悪くはないがあまり特徴的ではない。
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