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オルガン 6つの小品 [フランク]





1. ファンタジー
★★★★☆☆☆☆☆☆
もやっとした前奏の後、静かな厳かな美しいメロディが流れる。その後悲しげなメロディが静かに長く流れる。後半厳かなファンファーレが鳴り響いた後、最後にお祈りのような静かな音楽となり、消え入るように終わる。

2. 大交響的作品
★★★★☆☆☆☆☆☆
厳かな祈りのような前奏で静かに始まる。主題が悲しげにさらに静かに奏される。若干牧歌的なほのぼのとした雰囲気が長く続く。段々と悲劇性を帯びてくる。下降気味のメロディが音程を変え何度も繰り返された後、少し広がりをみせ明るくなる。再び悲しげなメロディがドラマティックに流れる。
一度落ち着いた後、平和で牧歌的な雰囲気となる。少しずつ悲しみを帯びてきて、一気にスピードが増し混沌とした雰囲気となる。平和で牧歌的なメロディが回帰される。
悲しげー牧歌的な主題が回帰された後、ドラマティックに盛り上がって行き、最後は壮大に終わる。
25分近い大作で飽きる。

3. プレリュード、フーガと変奏曲
★★★★★★★★☆☆
物悲しく美しい主題が静かに奏でられる。
内省的で苦しみに耐えるような静かで美しいフーガとなる。
最後ははじめの主題が静かに変奏されながら奏でられ終わる。
心が慰められる美しい名曲。

4. パストラーレ
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかで牧歌的なメロディで静かに始まる。華やかな音に変わり伸びやかな旋律が奏でられる。
きらびやかでクリスマスを祝うかのような雰囲気となる。
突然苦渋に満ちた旋律が流れ、緊張感のある雰囲気となる。
最後ははじめの牧歌的な慰めに満ちたメロディが回顧され終わる。

5. 祈り
★★★★★☆☆☆☆☆
重く沈んだ始まり。メロディがイマイチわかりづらい。
途中単音が流れ、それに重音が答える感じで、まさに祈りの場面という感じとなる。
穏やかな旋律が流れた後、最後は重々しくなり終わる。

6. フィナーレ
★★★★★★☆☆☆☆
激しく若干華やかなファンファーレ風に始まる。段々と暗く重々しくなっていき、迷宮に迷い込んだかのような不吉さが漂い始める。
後半華やかさが戻り、いろんな音が鳴り響き、最後は華やかに終わる。
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