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Op.113 交響曲第十三番 変ロ短調 バビ・ヤール [ショスタコーヴィチ 交響曲]

第一楽章 バビ・ヤール
★★★★★☆☆☆☆☆
静かで重い悲劇的な始まり。同じメロディで苦痛に満ちた呻くような歌となる。反ユダヤ主義を糾弾したものらしい。皆で一致団結して何かを倒そうとしているかのような勇ましい音楽となった後、バリトンが力強く歌う。その後モノローグ的な引いた音楽となる。その後オケだけとなり不吉な感じの物々しい雰囲気となった後、暗く重い合唱となる。その後朗々としたバリトンの独唱・合唱と続け、苦しげに終わる。

第二楽章 ユーモア
★★★★★☆☆☆☆☆
バカ明るい曲。ユダヤのお祭りを描いている?段々とシリアスになっていく。

第三楽章 商店で
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く重く始まる。歌が入った後、若干幻想的な浮遊感のある感じになる。そこへ暗いメロディを持った歌が入ってくる。結構悲しげ。時計の音のようなカチカチした音が中間部になる。突然劇的に盛り上がるが、最後は静かに終わる。

第四楽章 恐怖
★★★★★☆☆☆☆☆
アタッカでそのまま入る。銅羅の音がひたすら静かに鳴り響き続ける。暗く重い合唱が囁くように入ってくる。バリトンの苦しげな独唱が続いた後、行進曲風の合唱を挟み、曲は一気に盛り上がり、バリトンの力強い独唱となる。最後は死者を弔うような静かな音楽で終わる。

第五楽章 出世
★★★★★☆☆☆☆☆
明るく牧歌的なメロディが管楽器によって奏でられる。諧謔的な対話風のソロと合唱のやりとりとなる。ピッチカート主体の弦楽器による乾いた間奏の後、乾いた合唱が続き、その後オケだけとなり段々と盛り上がっていく。鐘の音が鳴り、静かな穏やかな音楽となる。

全体的に暗く、もう一歩な気がする。
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