ヴァイオリン協奏曲 第二番 Op.63 [プロコフィエフ 協奏曲]
プロコフィエフ/グルーエンバーグ:ヴァイオリン協奏曲集(ハイフェッツ)(1937,1945)
- 出版社/メーカー: Naxos Historical
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: CD
第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
ヴァイオリンの静かな内省的なソロで始まり、同じメロディをオケが奏でる。
同じメロディが何度も繰り返された後、ヴァイオリンが水を得た魚のように動き始める。
少し叙情的な第二主題。
その後混沌とした展開部となる。
憂いに満ちた内省的で印象的な第一主題が回帰されるが何故か明るくなっていく。
ごちゃごちゃした後、第一主題が再び回帰され最後はピッチカートで終わる。
第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
ピッチカートの伴奏に乗って、優雅で優美な息の長い旋律をソロ・ヴァイオリンが奏でる。
少し元気の良いスピード感のある旋律が流れ始める。
後半少しシリアスになった後、最後はピッチカートで優しく終わる。
第三楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
淡々としたつっかえつっかえの舞曲のような始まり。一応ロンド形式らしいが、メロディが心に残らないのでよくわからない。最後はスピードをあげ盛り上がって終わる。
悪くはない。
ピアノ協奏曲 第五番 ト長調 Op.55 [プロコフィエフ 協奏曲]
第一楽章
★★★☆☆☆☆☆☆☆
元気な威勢の良いピアノで始まり、その後も諧謔的に進んでいく。途中流れるようなメロディが登場する部分もあるが、基本混沌とした雰囲気で曲は進む。
第二楽章
★★★☆☆☆☆☆☆☆
淡々とした始まり。そこにピアノがグリッサンドで入ってくる。メロディらしきものはなく、ただピアノがなっている感じ。だんだんと深刻な感じになっていく。中間部は若干叙情的だが最後は混沌として終わる。
第三楽章
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ピアノもオケも大暴れの2分弱の楽章。
第四楽章
★★★★☆☆☆☆☆☆
少し叙情的な雰囲気で始まり、少し美しいメロディをオケが奏でると、ピアノが流れるような伴奏をつける。途中から跳ねた感じの諧謔的なメロディをピアノが弾き始め盛り上がる。突然暗く重くなりシリアスになる。深刻さの中に少しロマンティックさを含みながら盛り上がっていく。キラキラとした雰囲気になった後、静かに終わる。
第五楽章
★★★☆☆☆☆☆☆☆
オペラの一場面のような始まり。途中少し静かになり最後は少し盛り上がる。
正直つまらない。